梅おとし

2007年06月18日 | Weblog


 日曜日の早朝までは、さすがにトラクターで朝寝の邪魔はしませんでした。そんなに意地悪じいさんをやっていたら、きっと何かでしっぺ返しを食わされるかも知れませんからね。「 しっぺ 」 ってなんでしょう。

 調べましたよ。「 しっぺ 」 は 「 しっぺい 」 です。「 しつ 」 は竹。「 ぺ (ぺい)」 は 「 へい 」 でへら ( 箆 ) のことらしいですよ。禅で使うのだそうです。竹のへらで叩かれたら、叩き返すことでしょうね。

  隣のミニ団地のひとたち、いつの間にか竹のへらを全員が用意していて、ぞろぞろと私に迫ってくるなんていう図を想像したら、夜も眠れなくなってしまい、私の強気は「へらへら」になってしまいます。

 でも、早くからかなりの音は出しました。裏の方の太い道路に行って、歩行者が通る道が草だらけになったので、刈り払い機でガーガーやりました。ここなら家が遠いので、文句は言われないでしょう。

 チチチチチ、カリーン、クワーンンと、刈り払い機の刃が音をたてるし、火花はでるわ、空き缶が高い音を出して向こうの方に吹っ飛んでいくわ、小石も火花と共にあっちの方に飛んでったりたりと、気持ちよかったですね。怪我防止のメガネはかけましたよ。

 近所の早起きじいさんが、またまた軽トラをズズズっと止めて、しばらくもの話。同級生がプァーっとクラクションを鳴らして通過。確認できなかった人が何人か車の中から手を振って通過。いろいろなコミュニケーションがあります。

 チチチチ・・・おはよ。 カリーン・・・やあ。クワーンン・・・こんちは。 ガツン・・・どうしたの。いや、その、だいじょうぶ。・・・・ 挨拶も忙しいね。

                 ~


  

 偕楽園で梅落としをしたというので、私も落としました。昨年は庭の改装でかなり減らしたり移動させたりしたので、どうかなと思っていましたら、5キロ取れたとのことです。まあまあでしょう。これはウメー干しにします。

 外人は全員とも一個まるごとを口に入れてしまって、猛スッパイ味の顔をして、大嫌いだといいます。これを暖かい白いご飯で、少しずつ食べるという技術を知らないからです。ビミョーな味わい方が分からないんですね。饅頭を持っていって試食してもらったら、ただの砂糖の味だと抜かしたそうですが、そんなに上が利口なのかと言いたいですが、これも文化の違いだからしかたありませんね。

        上が利口 → 下(舌)がバカ 

 秋の紅葉の一枚の葉の、緑から赤に微妙に変わっていくあのグラデーションの良さは分かるかい、なんて聞いてみたくなります。梅干しから饅頭、そして秋の紅葉にまで話が飛んでしまいました。とんだお騒がせを、、、。

 でもでも、ちょっとエピソードを、、、、。私が若干二十代のはじめの頃、就職して初めて赴任したところは茶所でした。用事があって個人の家に行くと、必ずお茶がでて、あの頃はエンゲル係数(懐かしい言葉でしょう)が高いところは、饅頭にお茶でした。比較的そうではないところは、お茶菓子として砂糖を手のひらに山に盛ってくれて、そのうえにポンと梅干しです。

 2~3軒、4~5軒と家をまわって、それが後からあとから出てくると想像してみてください。  もう拷問に近いですよ。ある人は、その家の人がお茶を入れ替えに席を外したときに、縁側に出て、縁の下にパッと捨ててしまったそうです 。 そうしたら、家の人がお茶を入れに来て、「あれまぁ。もう食っちゃったのげ?。そんなら、もう一つどうぞ。」・・・・・・・

  補)げ?  は語尾について かい? の意味です。
        もう食べちゃったのかい? ですね。

    かい? → 縮まって け? となり → それが濁って げ?
    となります。


  

 今年は、こんな形のカタツムリが畑やら花壇に目立ちます。かなりいます。きのう草刈りをした道路のコンクリートにもへばりついていました。

 こんな形のカタツムリは今まではいませんでした。去年初めて見つけました。形は大きくないですね。色がやや黒っぽいです。渦巻きの頂点が高くなっています。これは外来種なのか、どこかの地域に元からいたのか、それとも普通のカタツムリが突然変異を起こしたのか、、、?  作物に害をもたらすものなのか。さっぱり分かりません。とにかく今のところは見つけ次第、駆除しています。他の人からの苦情はまだ聞いていません。

                                                         
( ^ _ - )  かたつむり