秋の中を歩く

2009年11月02日 | Weblog


 寒い日になりました。ちょいと残念な気もしますが、これが普通です。安心。それに、風も強くなってきました。暗い日になったので暗心。夜になって闇心。



 

 狂っているのは世の中や私の頭とか庭の花ばかりではありません。今朝のウォーキングの時に桜が満開なのに気づきました。

      沼のへりいざ茣蓙敷いて花見せん

てな気持にはなりませんね。どーなっちゃってるんでしょうか。


 

 こちらは秋の正統派風景。葦の穂の原です。葦の穂は、葦の穂綿と言い綿の代わりになるそうですが、綿のように暖かくないそうです。何かの番組で聞いたような気がします。

     子ばかりの布団に蘆の穂綿かな   山崎宗鑑


 

 こんなものも見ながら、秋の中を歩きました。



 

 作成中のたい肥です。左にあったものを、数多くの硬く塊になった状態を崩しながら右に移動し、水を含ませました。そこに台風の雨が降ったので、ビニールをかけました。これで、ずっと長い間寝かせます。

 そして、その左の所には、新たに芋つるなどを重ね始めました。クウシンサイも重ねて、もみ殻などもまぶして入れています。これから、刈った草や木の葉なども混ぜ込んで行こうと思っています。


 
 

  からすうりあれはどんなあじがする
  葦の穂や揺れて昔を思い出し
  狂い咲き咲く花あるだけまだ良いじゃん
  君たちに言われたくないよと新政権
  暑い日の次ぎに寒い日狂い空
  しとしとと寒い雨降り夜沈沈
  しとしとと空も悲しい日もあるさ
  コロコロと虫の歌声きくの花
  笹の葉のさわぐ夜更けはものさびし
  黙々とたい肥積むわき烏アホー
  今日はまたやたらと猫が友好的