夏の間は、どちらかと言うと放ったらかしにしておいた庭も、秋になると木の葉などがたまってきて、ちょくちょく掃除をしなければならなくなってきました。気持ちだけで、実際はそうはやっていませんけど 。
雑草との戦いから比べると、この仕事はたいしたことではありませんが、早く終わらせて畑に、あるいは山に行かないとと言う気持につい駆られてしまいます。まだ雑草退治という体内のモードが収まらないようです。
ほうれん草が育って、食べはじめています。私はほうれん草はお浸しが一番好きです。さっと醤油をかけて食べるのが良いですね。日本人ですから。
油で炒めて、目玉焼きに添えてあるのなんかも良いですね。でも、やっぱり自家製のおいしさがはっきりと出るのはお浸しのような気がします。買ってきたものとはひと味もふた味も違います。それが無きゃあやらないです。
台風の前に種を蒔いた二十日大根ですが、強くたたきつけられるように降った雨に種が散らかされちゃって、畝からはずれながらも出来ました。
ちょいと出来すぎですけど、だからと言って食べられなくならないのが良いところです。この野菜は楽に作れるから良いですね。
ほとんど毎日、午前中は鶏を外に出しています。2~3時間すると、飽きるのか疲れるのか、全員が小屋に戻ってしまいます。それから餌をやって戸を閉めることにしています。
この鶏だけは、不思議にいつも近くに寄ってきます。なので、かわいいですから、その辺の置いてある植木鉢とか石などをひっくり返して、ダンゴムシだのミミズだのを与えるとよろこんで食べます。得な性格をしています。私も甘いなあ~~。
男なきに泣かむとすれば竜胆(りんどう)が
わが足もとに光りて居たり 北原白秋
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男泣きになくことなんかこのごろは
さっぱりなくなり無味乾燥 朴念仁
男泣きに泣いているかと思へども
しまりない目に涙ながるる 朴念仁 No.2
りんどうの踏みしだかれてあわれなり
我が家の庭に野良犬来たり 僕人参