どっちなんだ

2013年04月07日 | Weblog


 強風は台風でもないのに、今日も続いています。困るのは晴れた状態での強風です。何故かと言いますと、ビニールハウスは強風に弱いので開けられない。開けないと中の作物が熱で枯れてしまいます。「開ける開けない。開けない開ける。どっちなんだーーーーーっ。」  と、なんかのCMみたいな葛藤。「どっちも~~」なんていい加減なことは言っていられません。どっちかなのです。

 

 それで少し開けました。ところが開けてしばらくして見に行くと、見事にハウスの両側とも閉まっちゃっているのです。あんだ~これは??? 何度目かにやっと分かりました。それは風が閉めてしまうのです。強風ですから、バタバタとビニールをばたつかせているうちに緩んでしまい、ずり上げたビニールが下に下がって閉まってしまうのです。それで仕方がないので、こんなことをしました。これは効果がありました。

 ぶどうが植えてあるハウスは、野菜を遠慮がちに作っていますので、下は一部が物置がわりになっています。

 

 少しずつ、田んぼの準備が進んでいます。畦作り、つまりクロかけは大体終わったようです。ここは麦を作っていたところなので、一面の緑です。準備のために田起こしをやり始めたようです。
 麦は緑肥となると思います。火野正平の自転車旅行の番組では、九州のどこかでしたか、レンゲ草が咲いていました。こちらではレンゲ草はほとんど見かけません。このように、麦にしてあるところも珍しいです。

 

 垣根作りの余った竹で今度はイチゴの所に垣根を作りました。

 

 イチゴ畑の柵は最初は2007年の2月に作りました。廃材を使ったものでしたが、この柵は6年持ちました。いよいよ土に差し込んである部分が腐ってしまったので、作り直した訳です。
 こうやって比較してみると、風景も少し変わっています。中央上部にあります二本の木の左側はヒサカキという木なのですが、伐採されて無くなっています。そして、その手前に葉っぱが落葉していますが、びっくりグミの木が植えられて育っています。

 また、右の木はニオイ(匂い)ヒバという木なのですが、幹が途中から二本になっていましたが、昨夜の強風で片方が倒されてしまいました。

 

 やっと一面だけ作り終わるころ、空がかき曇り大粒の雨が降ってきたので、急いで道具を片付けて家に退散してしまいました。降り出したら風は静かになりました。


     廃 句

         写真見て暮らしの変化を発見し
         良い天気だけど強風なかったら
         あゝ言えばこう言い返す野党かな
         こう言えばそう言い返す与党かな
         災害に翻弄されっぱなし人の世は
         夏蝉の春秋を知らぬもあるぞかし   「徒然草」
         人生はその長さゆえ遭うのでしょう