面白かった写真展

2017年09月02日 | Weblog


夏は、「暑い」という言葉からブログが始まり、冬は「寒い」から始まります。

しかし、今年の夏は「暑い」とも言いましたが、「涼しい」とも言いました。

そして今日は「寒い」から始まりたいです。

冬用のシャツを着て、その上に古い夏のブレザーを重ね着してちょうどです。

 

義兄から招待の葉書が来て、クラブの写真展をやっているから見に来ないかと言うので行ってきました。

いろいろな写真を見てきました。

 

いろいろな人のいろいろな作品のうちのものですが、これは白黒写真です。普通の画像をべた焼きしたものではなく、明るいところをわざと色とびさせています。

中央の部分と、そのあたりからやや右から下にかけて明るい部分が白く抜けている部分が多くなっていると思います。

 

大きな写真をかなり小さくして載せているので、はっきりしないのがもどかしいのですが、こうすることにより、例えば人の顔の表情がくっきり見えてきたりしています。

能登の朝市とのことですが、台の上に載っている商品はほとんど写っていませんでした。面白い方法だなと思いました。

 

これは、和紙にプリントしたものだそうです。右肩の方の白い汚れのようなオブジェはサギソウの花です。それこそサギが舞っているような感じです。

これは、合成でしょうか。かなり技巧を凝らしていますね。

 

義兄の作品のうちの一つです。飛んでいる鳥の影が水に映って、それが細波のせいで筋状の影になっているのが、墨絵のようになっているのがイイナと思いました。

他にも撮って来ましたが、小さなサイズにしてしまうと、かなり鮮明さが失われてしまいますから、せっかくの力作が台無しになってしまうので、残念なことに載せるに適した作品がかなり少なくなってしまいます。

中には、今はデジタルの時代ですから、画像ソフトにより、かなり変化させることができるせいでしょうか、ちょっとやりすぎてしまったかなと思われる写真もいくつかありました。

例えば、中ほどに狙った場面があるとすると、その前景と背景を白黒写真のようにしてしまい、主張したいところのみ目立つようにしてしまうというのもありました。好き嫌いにより評価が割れるでしょうか。