歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

塩原“一人で?”貸し切り?露天風呂は? 

2008年02月05日 | 旅の話し
昨日の続きです。

温泉街を一回りして、フロントで「貸し切り露天風呂」の予約をしました。1回30分の「無料貸し切り」です。

部屋に戻り着替えをして、先ずは屋内の風呂に入ります。館内の様子を探る為に、階段で1階にある風呂に向かいました。

我々の部屋は最上階です、途中の階は最上階に増して、照明も暗く、内装も草臥れていました。

薄暗く、誰も居ない宴会場は不気味な静けさです。しかし、ホントに人の気配がしない宿です。


室内の風呂の脱衣場、ここにも人の気配がありません。


誰も居ない風呂、蛇口は10ヶ所ほど。ここで身体を洗ってから露天風呂に入ります。


フロントで「使用中の木札」と鍵を受け取ります。露天風呂はフロント脇のドアの奥です。

鍵を開け、ドアノブに「木札」をぶら下げ中に入ります。最初に眼に入ったのは「簾」です。外部からの視線を遮断するのでしょう。

兎に角、「露天」で、「貸し切り」で、「無料」なのです。それなりの「我慢」が必要です。

「露天風呂」とは、先ずは開放感、そして、「それなりの眺望」が求められます。でも、ここは、「それなりの眺望」は望めません。


それなりの「開放感」のみとなります。何と云っても「無料で貸し切り」ですから、眺望は我慢します。


簾の前に立って外を眺めると、直ぐ下は駐車場、その先は、人も車もあまり行き交わないメインストリート、周囲は色褪せた建物に囲まれています。

最初は女性客からの要望で、簾が取り付けられたと思っていたのですが、外を眺めた後で湯につかりながらボンヤリ考えました。

暖簾は、周囲からの「視線」を遮断するのではなく、周囲の「景観」を遮断するためでは?・・・と、思い始めました。

それでも、それなりにイイ湯です。頭の上にタオルをのせ、静かに楽しむ露天風呂、やっぱり温泉は露天風呂に限ります。

しかし、貸し切りの露天風呂に一人で入るというのは、実に寂しいと云うか、バカバカしいと云うか・・・・・・。


さぁ! 風呂から上がり、夕食です。


それでは、また明日。




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