歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

水海道は報国寺と増上寺と“留園”で幸せ!

2008年02月21日 | お寺・神社
昨日の続きです。

図書館を後に、くねくね道を先ほどの通りまで戻り、鬼怒川方面に向かいました。

2、3分歩き、右手路地の奥にお寺らしき「塀」を見つけました。


大屋根の上には「宝珠」が輝いています。これはお寺に間違い有りません。


凄いお寺です。広い境内、坂道伝いに塀がずっとずっと続きます。塀も立派、庫裏も立派、このシャッターの降りた「車庫?」の門も立派。


すべてが新しく、すべてが立派なお寺です。相当な「御利益」が賜りそうな、このご時世に、これだけの設備投資は大変なものです。

本堂の屋根が見えてきました。

塀はまだまだ続きます。


向かいは、中学か高校のようです。


やっと門に到着しました。この門は歴史がありそうです。あまりの設備の立派さ新しさに、多少の躊躇いを抱きつつ、門をくぐりました。


入って直ぐにこの鐘楼が眼に入りました。コンクリート製の立派で新しい塀や庫裏とは対照的です。

木造建築は落ち着きます、時代を感じます、安心します、癒されます。やはり建物は木造が自然です。

木造は時が経つに連れ“味わい”が増し、コンクリートは時が経つに連れ“見窄らしさ”が増します。

後で判ったのですが、鐘楼はこの寺で一番古い建築物で、建立の年代は不明だそうです。この鐘楼、不明なほど古いのです。

鐘楼の“立ち姿”の良さ、暫し眺めてじっくりと“味わい”ます。

なかなか重量感のある本堂です。


遠くで見た、屋根に輝く宝珠は本堂ではなく、この“開山堂”でした。寺を開山した“良忠上人”の木像が祀られているそうです


こちらは客殿でしょうか? いろいろな建造物のある、この地にしては予想外の大伽藍です。


やっと寺の名前が判りました。報国寺でした。


あの「法然」が創始した浄土宗のお寺です。大本山が東京タワーの近所にある増上寺だそうです。

あまり関係ないのですが、初めて勤めた会社が増上寺の傍でした。そのまた傍に、

 ♪リンリン♪ランラン♪リュウエン・♪リンリン♪ランラン♪リュウエン
 ♪リュウエン行って! ♪幸せ食べよっ!  

「りんりん・らんらん」と云う、双子の中国人の女の子が唄うテレビコマーシャルが盛んに流れていた時代でした。 

その中華料理の“龍苑”で、わたし生まれて初めて本格的中華料理を食べたのです。たぶん新入社員の歓迎会だったと思います。

近所のラーメン屋の“餃子”と“ニラレバ炒め”の私には、その旨さ、その豪華さは衝撃でした。

衝撃のあまり、具体的には何を食べたか覚えていないのです。但し、最後に出てきた「杏仁豆腐」だけは、ハッキリと思い出せます。

最後の段階になってやっと冷静になれたのだと思うのです。今でも、あの龍苑は有るのでしょうか・・・・・・。

話の方向が、かなり、かなり、逸れてしまいました。話はこれで一旦お終いにします。報国寺の続きは次回とします。


それでは、また明日。


※訂正です。龍苑は“留園”は誤りでした。・・・3月7日訂正

コメント (2)
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