昨日の続きです。
銀行建築を過ぎたところで、「道端」や商店の軒先に、絵が飾られているのです。絵と云っても名画の類ではなく、その辺の人が描いたそれなりの絵です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/e2/664327f165bf3bdd81def5c39f15bf34.jpg)
有りました! ここは“絵画の道”だったのです。これは、よくある「あの」、「町の活性化」と云う企てなのでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/1a/1faad228ff3fd1c95e83996b4e2262c6.jpg)
昨日触れた、「水海道商人博物館」もそうですが、最近は日本全国、津々浦々で「活性化」が叫ばれています。
活性化を辞書で引くと、「沈滞していた機能が活発に働くようにする」と、有ります。この水海道の町も、沈み滞っているので、何とかしょうとしているのです。
確かに、水海道の中心部の商店街は人通りも少なく、静かで寂しさが漂っています。「中心商店街の活性化」にガンバッテいるようです。
小さな「個人商店」が昔の様に商売するのは難しい時代です。人口は減少し、高齢化し、郊外型の大規模ショッピングモールに客足は向きます。
大駐車場が有り、明るく綺麗で、新しいくて豊富な商品揃え、個人商店はまったくその逆を行っているのですから、勝ち目はほとんど有りません。
まぁ。そんなこんなのご時世に、ささやかな闘いを挑む企画が“絵画の道”なのでしょう。
農機具屋さんの軒先に立てかけられた「絵」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/a0/9bbd7a2ac1c9755a28ee16083d2212a8.jpg)
頑張っている気持ちは「痛い」ほど判るのですが、この風景からは「寒々しさ」とか、「侘びしさ」とか、そんな思いが浮かんでしまうのです。
宝町大通りを左に折れ、駅に向かう道に入ります。この道が「絵画の道」で駅から続く商店街なのです。銀色に輝く「火の見櫓」、懐かしい風景です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/8c/b59c8bd20528f39d1f0811eddee02149.jpg)
店仕舞いした商店に飾られた“朱い鳥居と寿老人” 兎も角、枯れ木も山の賑わい「シャッター通り」対策と思われます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/6d/7bb5ba6cdc7118a54762f94ed3117c47.jpg)
仮面建築の石版印刷所です。「石版」を使った印刷? 凸版とか、平版とか、グラビアとかは聞いた事があります。
石の版を使うとなると、相当に古い方式なのでしょうか? 人類が金属を造りだす以前の印刷方式? それは有りません!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/07/2b4d1a013809d8ac71f568a3d1843ba8.jpg)
みゆきサ~ン! 居ましたよここに!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/0e/d89774f113b385c11c78f3851cd96810.jpg)
あなたが探していた“街角のビーナス”が水海道の絵画の道に居ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/f8/ce3ea62e8fa22c73c6baf57558eaa494.jpg)
“恵比寿様”と“朱い鳥居”を背景に間違いなく“ビーナス”です。
この空き地にも、寒い絵が飾られていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/32/ec1b6b23e341e2abd0e621a1910a1007.jpg)
街角に「絵画」を飾る、ビーナス像を飾る・・・・・・、活性化・・・・・・、気持ちは判ります、アイディアも判ります。
でも、しかしです、現実に「絵」が飾られた町の風景は、発案者も企画段階で思い描いた風景と、かなりの「隔たりが生じてしまった」と、思っている様な? そんな気がします。
この空き地に、その全てが凝縮しているようです。でも、しかし、見方を変えればこれは、これで「面白い」と思いました。
この「寒さ」を突き抜け、みんなが、みんなやりたい事を勝手にやってみる。
『芸術は爆発だ!』と、彼の天才芸術家「岡本太郎さん」も叫んでいます。
「方向性」とか、「まとまり」とか、「コンセプト」とか、そんなの関係ねぇ!でやってみたらどうか? と思ったりして・・・・・・。
それにしても、“街角のビーナス”は笑えました。
ガンバレ水海道! ガンバレ絵画の道!
それでは、また明日。
銀行建築を過ぎたところで、「道端」や商店の軒先に、絵が飾られているのです。絵と云っても名画の類ではなく、その辺の人が描いたそれなりの絵です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/e2/664327f165bf3bdd81def5c39f15bf34.jpg)
有りました! ここは“絵画の道”だったのです。これは、よくある「あの」、「町の活性化」と云う企てなのでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/1a/1faad228ff3fd1c95e83996b4e2262c6.jpg)
昨日触れた、「水海道商人博物館」もそうですが、最近は日本全国、津々浦々で「活性化」が叫ばれています。
活性化を辞書で引くと、「沈滞していた機能が活発に働くようにする」と、有ります。この水海道の町も、沈み滞っているので、何とかしょうとしているのです。
確かに、水海道の中心部の商店街は人通りも少なく、静かで寂しさが漂っています。「中心商店街の活性化」にガンバッテいるようです。
小さな「個人商店」が昔の様に商売するのは難しい時代です。人口は減少し、高齢化し、郊外型の大規模ショッピングモールに客足は向きます。
大駐車場が有り、明るく綺麗で、新しいくて豊富な商品揃え、個人商店はまったくその逆を行っているのですから、勝ち目はほとんど有りません。
まぁ。そんなこんなのご時世に、ささやかな闘いを挑む企画が“絵画の道”なのでしょう。
農機具屋さんの軒先に立てかけられた「絵」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/a0/9bbd7a2ac1c9755a28ee16083d2212a8.jpg)
頑張っている気持ちは「痛い」ほど判るのですが、この風景からは「寒々しさ」とか、「侘びしさ」とか、そんな思いが浮かんでしまうのです。
宝町大通りを左に折れ、駅に向かう道に入ります。この道が「絵画の道」で駅から続く商店街なのです。銀色に輝く「火の見櫓」、懐かしい風景です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/8c/b59c8bd20528f39d1f0811eddee02149.jpg)
店仕舞いした商店に飾られた“朱い鳥居と寿老人” 兎も角、枯れ木も山の賑わい「シャッター通り」対策と思われます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/6d/7bb5ba6cdc7118a54762f94ed3117c47.jpg)
仮面建築の石版印刷所です。「石版」を使った印刷? 凸版とか、平版とか、グラビアとかは聞いた事があります。
石の版を使うとなると、相当に古い方式なのでしょうか? 人類が金属を造りだす以前の印刷方式? それは有りません!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/07/2b4d1a013809d8ac71f568a3d1843ba8.jpg)
みゆきサ~ン! 居ましたよここに!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/0e/d89774f113b385c11c78f3851cd96810.jpg)
あなたが探していた“街角のビーナス”が水海道の絵画の道に居ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/f8/ce3ea62e8fa22c73c6baf57558eaa494.jpg)
“恵比寿様”と“朱い鳥居”を背景に間違いなく“ビーナス”です。
この空き地にも、寒い絵が飾られていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/32/ec1b6b23e341e2abd0e621a1910a1007.jpg)
街角に「絵画」を飾る、ビーナス像を飾る・・・・・・、活性化・・・・・・、気持ちは判ります、アイディアも判ります。
でも、しかしです、現実に「絵」が飾られた町の風景は、発案者も企画段階で思い描いた風景と、かなりの「隔たりが生じてしまった」と、思っている様な? そんな気がします。
この空き地に、その全てが凝縮しているようです。でも、しかし、見方を変えればこれは、これで「面白い」と思いました。
この「寒さ」を突き抜け、みんなが、みんなやりたい事を勝手にやってみる。
『芸術は爆発だ!』と、彼の天才芸術家「岡本太郎さん」も叫んでいます。
「方向性」とか、「まとまり」とか、「コンセプト」とか、そんなの関係ねぇ!でやってみたらどうか? と思ったりして・・・・・・。
それにしても、“街角のビーナス”は笑えました。
ガンバレ水海道! ガンバレ絵画の道!
それでは、また明日。