歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

水海道「ブラジルとスリランカ」で“ややっこしい?”

2008年02月18日 | 水海道の風景
一昨々日の続きです。

曲がりくねった道を辿り駅前に到着しました。

それでこの角に、店なのか?事務所なのか?ギャラリーなのか?良く分からない「変なもの」がありました。


福禄寿の朱い幟がはためき、入り口のガラス扉には「常総市指定」の「排水工事店」とあり。


横の窓には「ギャラリー絵の里」とあり。


“スリランカ祭り”や“セイロン紅茶の試飲会”もここで?開かれているようであったり。

いろいろと何かやっているようであったり。

大黒様に、福禄寿に、よく分からない絵や、ギリシャ彫刻があったり。


室内をガラス越しに覗くと、事務のようでもあり、ギャラリーのようでもあり、しかし、人の気配は無くよく分かりません。

平日が「水道工事店」で、祝祭日には「ギャラリー」に変身するようでもあり、兎に角、よく分からない一画です。

それに、先ほどの「セイロンとスリランカ」もよく分からないのです。「紅茶はセイロン」で、「国名はスリランカ」なのです。

我々の年代にとっては、セイロンは国名であり、セイロンで採れる紅茶なのでセイロン紅茶でした。

島の名前は今でも「セイロン島」と呼び、国名は「スリランカ民主社会主義共和国」で、略してスリランカと云うそうです。ややっこしいのです。

国内の政治も「ややっこしく」なっているようで、多数派のシンハラ人に対して少数派タミル人が武装闘争を展開しているのです。

「スリランカ祭り・セイロン紅茶試飲」の催しに、日本に出稼ぎに来ているシンハラ人か?タミル人?が関係して、かなり複雑でややっこしい政治的背景があったりしての? 延期? だったりして? 

「?」の多用で「ややっこしく」なってしまった。兎に角、事前にチョットだけ調べてきたのですが、水海道には「在留外国人」がかなり暮らしているのです。

「常総市」と隣の「つくばみらい市」を合わせて、去年の12月末現在で4千8百93人の外国人が暮らしており、そのうちブラジル国籍は3千2百人だそうです。

人口は、つくばみらい市が4万1千9百57人、常総市が6万5千8百58人ですから、合計で10万7千8百15人です。

外国人比率は4.54%で、かなり高いと思います。ブラジル国籍の人達が多いのは、この地域から昔、ブラジルに移民した人が多かった為のようです。

生活の為にブラジルに渡った子孫が、生活の為に日本に戻ってる・・・・・・・、ややっこしい歴史の背景があったのです。

駅前の一等地にある“ブラジルスーパー”「TAKARA」


スーパーの壁にはブラジルの航空会社が宣伝看板を掲げ。


駅から少し離れた線路際には「BANCO DO BRASIL」。


ブラジル銀行群馬支店茨城出張所です。群馬県はもっとブラジル人比率が高いのでしょう。


水海道は“ブラジルで活性化する”、そんな予感がしてきました。

それにしても、皆さん何処で働いているのでしょうか? そんな大きな工場がこの辺りに有るのでしょうか?


“水海道”に“ブラジル”が“関係”しているとは、今回はじめて知りました。


水海道、まだまだ続きます。


それでは、また明日。


コメント
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