初めて乗った松島湾内の遊覧船。彼らに気をとられていると肝心の島々を見過ごしてしまうのでご用心。。
お盆休みも後半になりました。ワイフは一足早く本日から仕事でした。
残暑も厳しくデフォルトふらんふらんしている森のなかまですが、いかがお凄しでしょうか。
日曜日から待望の宮城県は松島町への旅行に行ってきました。
ふらふらする頭を整理しながらふらふらとご紹介していきたいと思います。
時間に余裕をもって出たので午後にはしぼんでしまう「ツユクサ」も撮る事ができました。
雨こそ降ってはいませんでしたが完全なる曇天でありました。湿度も高く、荷物も多く駅に着く迄に滝のような汗であります。
9時頃に東京駅に着きましたが、さすがにお盆休みの東京駅は至る所に荷物をもった人、人、人。。
特にポリシーも無かったので、手近な場所でお弁当を買って新幹線に乗り込みます。
ワイフは中華弁当♪品数も多くて美味しかったです。
私は牛肉弁当。。これから仙台に行くというのに。。でも。。美味しいのであります。
仙石(せんせき)線の仙台駅です。現在の銀座線に先立つこと2年前に日本初の地下路線だったとは知りませんでした。
「松島海岸駅」のホームからロータリを眺めます。。といいますか電車に乗っている間は気付きませんでしたが凄い数の人が降りたので暫くホームでオロロ、ロータリを眺めるしかありませんでした(笑)
コインロッカーがありましたので荷物をプイプイ入れると身軽になります。
震災で甚大な被害を受けた仙石線は今も手樽駅~野蒜駅の間は営業休止中のため、松島海岸駅より石巻方面へは矢本駅までの代行バスが運行されています。
観光案内場もあったのでパンフレットを頂きます。事前に調べて行けば良いのでしょうが現地であれこれ考えるのも楽しいのであります。
早速向かったのが「松島島巡り観光船企業組合」の遊覧船でした。毎時定期出航の「仁王丸コース」は約50分で湾内を一周するもので、他に団体向けの中型船や、家族、グループ向けの小型船コースもあるそうです。
第三仁王丸が動き始めると「やつら」こと「うみねこ」がザワつきはじめます。
二階席があるので向かおうとすると、何やら「一等席」「グリーン室」なるもので追加料金がかかるとのこと。。
「きいてねぇーよ」等とプンプンする人達。。うーん。確かに聞いていないけど後からホームページみたら書いてありましたね。。
一応一階席の後部デッキは押さえていたのですが「節約」しに旅行に来た訳ではないので思い切って一等席券を二人分購入です(お一人様600円です)。うーん豪遊!(笑)
「ウミネコのエサ」と称して「かっぱえびせん」が100円で売られています。これを手に持っていると、やつらが押し寄せてきます。。。
一袋に結構入っていますので買ってしまうとズーッと彼らと遊んでしまいそうなので傍観者を決め込みます(笑)。
一応エコということで、落ちてしまったエビセンをリサイクルして2-3本あげてみましたが上手い事取って行きます。指にあたるクチバシの感触がナマナマしいのでありました。
羽が当たるぐらい近くに寄ってきます。ワイフもカメラを手に「ウッワーッ、ピャァーッ!」と引きまくります。
海苔や牡蠣の養殖場も見る事ができました。
気付いて見るとやはりウミネコに気を取られてしまいっぱなしの50分でした(笑)。
曇ってはいましたが一気にギアが入りハイテンションになってしまいました。夫婦は既に松島が好きになってしまいました。。
瑞巌寺の杉が多立ち並ぶ参道。
「見るのは明日にしようか」と言っていたのですが杉の参道に引き寄せられ入ってしまいました。
御霊屋へと続く道に、一般公開されていない修行道場入り口。
御霊屋は撮影禁止でしたが黒漆を基調に金や極彩色の姿は平成8年に復元されたものでだそうです。なかなかに見応えがあったのでありました。
思えばこのあたりから「政宗病」になりかかっていたのかもしれません(笑)。。
瑞巌寺を出てしばらく歩くと雰囲気のある道が広がっていました。
松島に来てから初めて出会う猫です。アクビをしながら歩いています。
後を追って天麟院へ入って行くと猫たちがゴロゴロ、グタグラとしていました。暑いよね。
こういう風景に猫は似合いますね。
歩いていると奇景にであいます。樹齢700年と想定される「いぶき(柏槙)」が縦へ横へと幹を拡げていました。禅問答でとりあげられる事から禅寺に好んで植えられる事があるそうです。
朝も昼も早かったせいかお腹が緊急信号をあげてきましたので「ずんだ」を使ったソフトクリームに鯛焼をパクつきます。
観光地らしく徒歩で動ける範囲に見所が沢山あるので、このままウロウロしていても良いのですが、そろそろチェックインをして大事の前に汗を流しておかねばなりません。
駅へ戻りコインロッカーから荷物をホイホイ引き出し、送迎バスで「ホテル大観荘」へといきます。
いやぁ、GWに停まったホテルも大きかったですが今回のホテルも凄く大きいです。こんな大きなホテルに夫婦で泊まるのは初めてではないでしょうか。
お、おおきい。。
ひ、ひろい。。
和洋がフラットに展開する部屋も初めてです。
ちょっと曇っていますが窓からは島々が一望できるのであります。
大浴場には露天風呂があり、これまた島々一望であります。
「ひぐらし」のカナカナという声を聞きながら宿の風呂を満喫します。
「お風呂よかったねー」とワイフもニコニコであります。
さっぱりしたところで本日のメインイベントへと向かうのであります。
冷し鉢。。。こういう用語は分からないのですが「献立」が置いてありましたのでちゃんと説明できるのであります(笑)
前菜。。まず傘が付いているのがウレシイ(笑)
歳がいったせいもありますが、一品がそれぞれ洗練されて美味しくお酒が進んでしまうのであります。
定番のお肉。。ちゃんと牛タンもあります。。
「なんだか脂身が多いよなぁ」と思っていたら宮城日高見牛の脂身は甘くてホロロでありました。脂身がおいしいと思ったのも初めてかもしれません。
吸い物は献立には「玉蜀黍すり流し」と書かれていたのですが「とうもろこし」の事ですね。ちょっとだけ手が加えられた添え物が愛らしく楽しませてくれます。
お造りも結構なボリュームがあります。
海の幸の揚げ物にはとろみが付いたあんがかかっていていました。
濃過ぎもせず、かつ薄過ぎもせず嫌味のない味でとても美味しく頂いてしまいました。料理のお世話をしてくれた中居さんがピッカピッカの笑顔でしたので夫婦でお喋りをしてみると入社したてのピッカピッカなのだそうです。
楽しくお食事できました。ありがとー。
階下では子供たち向けに花火祭りをやっていたこともあり煙が昇っていましたが、どうやら霧もでてきたようです。
煙草を吸うため窓を開けると虫が入ってきますので部屋の照明を落としてテーブルにV20Aを立てます。中間出力くらいにすると部屋全体がうっすらと明るくなります。
囮のライトを開ける窓から離れた位置に立て外に向けて強めに光らせます。後は窓を開けてプカリンとします。
この合理的なシステムを見てワイフが感心します。
「虫まで騙すなんて、やっぱり用意周到で腹黒いよねぇ」
「ふっ。大人なんで。。」
普段は缶チューハイで一杯やりながら眠りに入るのですが、体のあらゆるところが閉店休業、夏期休業を宣言し始め、あっという間に眠ってしまった森のなかまでありました。
それでは!
お盆休みも後半になりました。ワイフは一足早く本日から仕事でした。
残暑も厳しくデフォルトふらんふらんしている森のなかまですが、いかがお凄しでしょうか。
日曜日から待望の宮城県は松島町への旅行に行ってきました。
ふらふらする頭を整理しながらふらふらとご紹介していきたいと思います。
時間に余裕をもって出たので午後にはしぼんでしまう「ツユクサ」も撮る事ができました。
雨こそ降ってはいませんでしたが完全なる曇天でありました。湿度も高く、荷物も多く駅に着く迄に滝のような汗であります。
9時頃に東京駅に着きましたが、さすがにお盆休みの東京駅は至る所に荷物をもった人、人、人。。
特にポリシーも無かったので、手近な場所でお弁当を買って新幹線に乗り込みます。
ワイフは中華弁当♪品数も多くて美味しかったです。
私は牛肉弁当。。これから仙台に行くというのに。。でも。。美味しいのであります。
仙石(せんせき)線の仙台駅です。現在の銀座線に先立つこと2年前に日本初の地下路線だったとは知りませんでした。
「松島海岸駅」のホームからロータリを眺めます。。といいますか電車に乗っている間は気付きませんでしたが凄い数の人が降りたので暫くホームでオロロ、ロータリを眺めるしかありませんでした(笑)
コインロッカーがありましたので荷物をプイプイ入れると身軽になります。
震災で甚大な被害を受けた仙石線は今も手樽駅~野蒜駅の間は営業休止中のため、松島海岸駅より石巻方面へは矢本駅までの代行バスが運行されています。
観光案内場もあったのでパンフレットを頂きます。事前に調べて行けば良いのでしょうが現地であれこれ考えるのも楽しいのであります。
早速向かったのが「松島島巡り観光船企業組合」の遊覧船でした。毎時定期出航の「仁王丸コース」は約50分で湾内を一周するもので、他に団体向けの中型船や、家族、グループ向けの小型船コースもあるそうです。
第三仁王丸が動き始めると「やつら」こと「うみねこ」がザワつきはじめます。
二階席があるので向かおうとすると、何やら「一等席」「グリーン室」なるもので追加料金がかかるとのこと。。
「きいてねぇーよ」等とプンプンする人達。。うーん。確かに聞いていないけど後からホームページみたら書いてありましたね。。
一応一階席の後部デッキは押さえていたのですが「節約」しに旅行に来た訳ではないので思い切って一等席券を二人分購入です(お一人様600円です)。うーん豪遊!(笑)
「ウミネコのエサ」と称して「かっぱえびせん」が100円で売られています。これを手に持っていると、やつらが押し寄せてきます。。。
一袋に結構入っていますので買ってしまうとズーッと彼らと遊んでしまいそうなので傍観者を決め込みます(笑)。
一応エコということで、落ちてしまったエビセンをリサイクルして2-3本あげてみましたが上手い事取って行きます。指にあたるクチバシの感触がナマナマしいのでありました。
羽が当たるぐらい近くに寄ってきます。ワイフもカメラを手に「ウッワーッ、ピャァーッ!」と引きまくります。
海苔や牡蠣の養殖場も見る事ができました。
気付いて見るとやはりウミネコに気を取られてしまいっぱなしの50分でした(笑)。
曇ってはいましたが一気にギアが入りハイテンションになってしまいました。夫婦は既に松島が好きになってしまいました。。
瑞巌寺の杉が多立ち並ぶ参道。
「見るのは明日にしようか」と言っていたのですが杉の参道に引き寄せられ入ってしまいました。
御霊屋へと続く道に、一般公開されていない修行道場入り口。
御霊屋は撮影禁止でしたが黒漆を基調に金や極彩色の姿は平成8年に復元されたものでだそうです。なかなかに見応えがあったのでありました。
思えばこのあたりから「政宗病」になりかかっていたのかもしれません(笑)。。
瑞巌寺を出てしばらく歩くと雰囲気のある道が広がっていました。
松島に来てから初めて出会う猫です。アクビをしながら歩いています。
後を追って天麟院へ入って行くと猫たちがゴロゴロ、グタグラとしていました。暑いよね。
こういう風景に猫は似合いますね。
歩いていると奇景にであいます。樹齢700年と想定される「いぶき(柏槙)」が縦へ横へと幹を拡げていました。禅問答でとりあげられる事から禅寺に好んで植えられる事があるそうです。
朝も昼も早かったせいかお腹が緊急信号をあげてきましたので「ずんだ」を使ったソフトクリームに鯛焼をパクつきます。
観光地らしく徒歩で動ける範囲に見所が沢山あるので、このままウロウロしていても良いのですが、そろそろチェックインをして大事の前に汗を流しておかねばなりません。
駅へ戻りコインロッカーから荷物をホイホイ引き出し、送迎バスで「ホテル大観荘」へといきます。
いやぁ、GWに停まったホテルも大きかったですが今回のホテルも凄く大きいです。こんな大きなホテルに夫婦で泊まるのは初めてではないでしょうか。
お、おおきい。。
ひ、ひろい。。
和洋がフラットに展開する部屋も初めてです。
ちょっと曇っていますが窓からは島々が一望できるのであります。
大浴場には露天風呂があり、これまた島々一望であります。
「ひぐらし」のカナカナという声を聞きながら宿の風呂を満喫します。
「お風呂よかったねー」とワイフもニコニコであります。
さっぱりしたところで本日のメインイベントへと向かうのであります。
冷し鉢。。。こういう用語は分からないのですが「献立」が置いてありましたのでちゃんと説明できるのであります(笑)
前菜。。まず傘が付いているのがウレシイ(笑)
歳がいったせいもありますが、一品がそれぞれ洗練されて美味しくお酒が進んでしまうのであります。
定番のお肉。。ちゃんと牛タンもあります。。
「なんだか脂身が多いよなぁ」と思っていたら宮城日高見牛の脂身は甘くてホロロでありました。脂身がおいしいと思ったのも初めてかもしれません。
吸い物は献立には「玉蜀黍すり流し」と書かれていたのですが「とうもろこし」の事ですね。ちょっとだけ手が加えられた添え物が愛らしく楽しませてくれます。
お造りも結構なボリュームがあります。
海の幸の揚げ物にはとろみが付いたあんがかかっていていました。
濃過ぎもせず、かつ薄過ぎもせず嫌味のない味でとても美味しく頂いてしまいました。料理のお世話をしてくれた中居さんがピッカピッカの笑顔でしたので夫婦でお喋りをしてみると入社したてのピッカピッカなのだそうです。
楽しくお食事できました。ありがとー。
階下では子供たち向けに花火祭りをやっていたこともあり煙が昇っていましたが、どうやら霧もでてきたようです。
煙草を吸うため窓を開けると虫が入ってきますので部屋の照明を落としてテーブルにV20Aを立てます。中間出力くらいにすると部屋全体がうっすらと明るくなります。
囮のライトを開ける窓から離れた位置に立て外に向けて強めに光らせます。後は窓を開けてプカリンとします。
この合理的なシステムを見てワイフが感心します。
「虫まで騙すなんて、やっぱり用意周到で腹黒いよねぇ」
「ふっ。大人なんで。。」
普段は缶チューハイで一杯やりながら眠りに入るのですが、体のあらゆるところが閉店休業、夏期休業を宣言し始め、あっという間に眠ってしまった森のなかまでありました。
それでは!
わぁ、松島に行かれたのですねぇ。
松島、大好きです! と、言っても一番直近は5年前位なのですが・・。
震災の爪あとを心配していましたが、湾だったせいか景観は大きくは変わってないと聞きました。
あの美しい景観が残ってくれたのはとても嬉しいです。
ウミネコの餌として普通にえびせん1袋を販売してたのはびっくりでした(笑)
本当にウミネコさんが寄ってきますよね、確かに回りの島々を
堪能する余裕はありませんでした。ウミネコが居なくなるのは遊覧が
終わって船が戻ってきたよ~という時点ですから(笑)
瑞巌寺の杉木立の参道が好きです。今頃は少し涼しかったりしないでしょうか?
そしてホテル大観荘、良いですね~!!
私も今度はそちらに泊まることにします♪
傘、スッゴクいい~(笑)
そういうの大好きです!!
ずんだの鯛焼きも美味しかったですよね。私も食べましたよ(笑)
良かったですね、松島。
私も2、3日前に行って帰ってきたばかりのような気分になり、楽しませて頂きました。
ありがとうございました。
は~い。行ってきました!松島♪
松島の島々に守られたのか比較的被害は少なかったそうですが水族館や海沿いの施設に汚泥で埋まってしまったそうです。注意して見ると当時の写真や津波の高さを表す指標などがありました。
タクシーの運転手さんの話では松島周辺は去年のGW前には一通りの復旧を終えましたが、少し離れるとその傷跡はまだ色濃く残っているそうです。自衛隊の方々にお世話になった事をすごく感謝されていました。
そうなんです。ウミネコを堪能してしまうんですよね(笑)。
ただ、曇天でしたので丁度よかったのかもしれません。。。でも実は。。ははは。これから書きますね。
瑞巌寺の杉木立の参道はどうしても足を止めてしまいますね。本来は涼しくなる時期なのかもしれませんが曇天で蒸暑かったりするとそれなりの暑さでした。ただ日差しが入って木漏れ日が見えて来たりすると気持ちがスッとするのであります。
傘とか旗は重要ですよねぇ(笑)。大観荘さんは旅行代理店でパッと選んだだけなのですが夫婦で大満足でした。
藤田喬平ガラス美術館と直結している「一の坊」さんにも立ち寄ったのですが、そちらもステキなホテルでした。泊まってもいないのにタクシーを手配してくれたりと親切でした♪
満月が見えるときや、雪を戴いた島々と見てみたい風景が沢山あってまた行きたくなってしまいますね。松島。
拙い旅行記ですが松島を思い出すきっかけにでもなれば幸いであります。