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改訂されたISO9001の“リスク”概念に見る規格の方向性の矛盾

久しぶりのISO9001についてだが、2015年9月15日付でこの規格が改訂され既にJIS化されている。このブログの元をなすはずのこの規格について、そろそろコメントしなければならない時期だろうが、サボリ体質が習いとなってしまっていって、申し訳ないが未だ全体像をしっかり把握していない。そこで今回は、従来から懸念表明していた この規格が取り扱う“リスク”の側面に関連して思うところを述べてみたい。 何だかんだ ここで言って居るが、要するにISOマネジメント・システムに向き合う時は、自分自身で良く考え、審査員の批判を恐れず衝突するようであれば論理立てて論争して頂きたい。とにかく、何が“正解”なのかは当座は分からない。持続可能性を保持し続けることで、結果として正解であったと後から言えるだけなのだ。勿論、その局面で一時的に間違うこともあるかも知れないのだが、存続しているということは途中で気付き引返して正解を手中にしたのかも知れない。生き残っていること、それが正解の証だと思うべきではないか。 . . . 本文を読む
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