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ひろ さちや・著“禅にまなぶ”を読んで

今回も“ひろ さちや著作”の仏教読本に戻って、 “禅にまなぶ”の紹介としたい。これは春秋社の“ひろさちやのいきいき人生・全5巻”の第2巻の本である。紹介文に“禅の一休・良寛等の逸話から、世間に縛られず今のまま「主人公」として生きる生き方を解説”とある。一休や良寛の“禅宗の僧”としての姿を、改めて知って見たくなった。だが、一休や良寛について、当然のことながら紙幅の都合上深くは触れてはいなかった。なので、知りたければ別の本、機会であろう。 読んで何を知り得たか。“世間を馬鹿にする”、“阿呆になれ!”、“ただ狂え!”、“遊びに来た”、“人生は無意味”・・・??馬鹿と阿保が来て、狂人が現れて、遊びまわる?ついには“人生には意味がない”?なんということ!!“♪わっかるかなぁ~、わっからねぇだろうなぁ~” 大切なのは釈迦の言葉。「自分自身を灯明とし、自分自身をよりどころとするがよい。他のものにたよってはいけない。法(真理)を灯明とし、法をよりどころとするがよい。他のものにたよってはいけない。」そして精神的に独立し自由になること。「愚」と「狂」と「遊」はそのためのツールなのだ。 . . . 本文を読む
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