goo

永観堂の紅葉の中の拝観

先週末は珍しくシーズンの紅葉を見に行きたくなり永観堂に赴いた。例によって、午後の研修に合わせて午前に行ったのだ。“秋はもみじの永観堂”と言われるという。永観堂は通称で、正式には聖衆来迎山禅林寺という由。臨終に際して、ここへ聖衆来迎されるのであろうか。 実は、ここへは人に誘われて15年前にも連れられて来ていたが、細かいことは何故かほとんど覚えていない。連れられて来たので、覚えていないのだろう。かすかに水琴窟と勅使門のある庭くらいしか覚えていない。 バス停を下りて交差点を東へ歩いて、10分弱。総門では手指消毒で体温計測は珍しい。境内中からは、赤い紅葉がちらほら見える。中門内、三々五々、人々はカメラを構えて紅葉の撮影。 玄関に入って古方丈の庭に面したガラス戸で以前の記憶が一部戻った。昔のガラスで向こうが少し歪んで見える値打ちものだったのを思い出す。それから勅使門での紅葉も思い出す。 それから水琴窟。音を確認したが、かすかにしか聞こえない。こんなものだったか。 紅葉はやはり、自然の赤。だから嫌味がなく、すがすがしさがある。 大玄関から古方丈、釈迦堂、御影堂、水琴窟、阿弥陀堂の順で拝観。各、建物内に書画、仏像が展示されているが、紅葉に気が行ってしまう。まぁ仕方ない。 . . . 本文を読む
コメント ( 0 ) | Trackback ( )