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本郷 和人・著“徳川家康という人”を読んで

今回は本郷 和人・著“徳川家康という人”を紹介したい。前々回投稿の本郷 和人・著“真説 戦国武将の素顔”の紹介でも、“大河ドラマ『どうする家康』では、アホでノンキな印象を与えるイメージを醸成しているが、今川の人質時代に猛勉強しているので、ドラマで見たような慌てふためきオタオタするパフォーマンスは全く考えられないと思っていたが・・・”と書いたが、やっぱり大河ドラマの行方は気になる。そこで“徳川家康”に関する本郷教授の決定版と思われる“徳川家康という人”を読み切っておきたいと思った。 著者・本郷教授の家康観。“結論!私たちは信長や秀吉にはなれない。でも、努力さえすれば、家康にはなれるかもしれない。”要は、天才的ヒラメキのある“信長や秀吉にはナカナカなれない”が、我慢して努力した“家康にはなれる可能性はあるハズ”ということだ。だが、その“我慢”と“努力”は超人的だった、ということ。 それとかつて、私自身は家康の生涯を俯瞰して“長生き”がキィ・ワードだと認識していた。本郷教授はその点に言及しなかったのが、残念なのだが、違った角度からの指摘はビックリするような結論ではないが、非常に参考になったような気がする。 . . . 本文を読む
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