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小田原観光

“増税メガネ”が“減税”を言い始めた? 
インヴォイスで事実上増税を反省してのことか? これは意外に日本経済にとって深刻ではないのか?!
五公五民の時代にシブチン減税では効果なし!賃上げ減税はアホアホ政権以来やってきた効果のないメインの政策で、シブチン減税なのだ!だから一向に景気が上昇しない。その点で、インヴォイスの実施タイミングは絶妙である。これからどうやら日本経済もデフレ脱却、株価も上昇し景気が良くなりそうな時期に巧く嵌ったものだ!景気に水を差すのが何とも巧妙!一体、誰のための政策なのか?

芸能プロJ社、記者説明会で質問記者のNGリストを作っていたと、これまた大騒ぎ。 何だかコンサル会社のせいにして、逃げ切ろうとの魂胆。会見の前日、そのコンサル会社とみっちり打ち合わせやったハズ!そこで何を議論したのか?
それに、それまでベタベタの媒体も掌を返したようにJ社に続々反旗?NHKよ!お前もか?だが、依然として旗幟鮮明にしないTV局もあるのではないか?それもなぁ~どうかと思う。それにしても意外にまじめだったのは日テレだった。“日テレとジャニーズ事務所との関係についての社内調査を行い、4日夕方のニュース番組「news every.」で結果を公表した。局内では20年以上にわたって事務所を特別扱いする空気が醸成されたなどと指摘。報道現場が「必要以上に慎重になったケースがあった」ことも明らかにした。”とか。
ところでJ社のNGリスト、ヤッパリ圧力をかけたり、無視したりして脅すことを生業にして来た会社のカルチャーは抜けきらないのだ!!そもそも不祥事会見で、時間制限することに無理がある。その無理を承知で時間を限って会見するから、NGリストが必要になるのだ。当たり前は承知のコトだったのだ。但し、それが問題になるとは夢ゆめ思わなかった。そう考えるのが合理的!
J社の社名変更を前に当該事務所ビルの看板がすべて撤去された。それに対し、遠方から駆け付けた若い女性のファンが“Jがなくなるのはつらい” と言った。だが“それがあるだけでつらい人も居る”のだ。その発言、自己中の極み、という自覚はあるのか?
このJ社狂騒曲!日本のSDGsが本物になるのは何時?

置き配にポイント?2024年問題の対策?再配達のコストに見合う値上げをすれば済むはずなのではないのか。政府が何故、民間の問題に絡んでくるのか。それも何故ポイントなのか?ここにも政治家のアホアホの臭いを感じるのは私だけなのか?



さて、9月最終週の前半に横浜での仕事が入った。本来は日帰り仕事ではあるが、往復の交通費は出張費が出るので、これ幸いと先乗りして仕事の前日観光することとした。前日観光としたのは、横浜での仕事の翌日、引き続き西宮での仕事があったからだ。そこで、今回は新幹線を小田原で下車して、小田原観光をして、それから横浜へ出て投宿したので報告したい。小田原を観光したいと思ったのは、何より小田原城が気になっていたからだ。北条氏が小田原城に拠点を構え関東に覇を唱えた。そんな城が気になっていたにもかかわらず、これまで見てこなかった後悔があったのだ。
勿論、宿泊費は自腹だ。出張費、乗車券、新幹線の指定席分は出るとのことだったが、以前は新幹線の回数券を金券ショップで買って負担を軽くしていたのだが、今や回数券が販売されておらず、困ったこととなった。しようがないのでこの際現代化、とばかりスマートEXで検討。だけど1回200円のお得?それっぽっちのお得感?だが、予約は簡単で、直前まで何度も変更可能?あ~ぁぁ!交通系カードは関西人御用達のPiTaPaでインプット。何とか予約したが、関東地方ではPiTaPaはポストペイでは使えない。チャージしてプリペイド?だが、残金は引き出せない。恐らく他地域で近々使うこともあるまい、ならば残金は無駄に捨てることになる。エエイ!ここは当面、現金でやり過ごそうと決めた。
当日まで、本当にPiTaPaカードが機能するのか不安だったので30分ほど余裕を見て行った。実際に新幹線の改札では予約通りの“切符”が出て来て、一安心。E席に座ったが、京都から中国人の集団。まぁ五月蠅くなかったのでよかったが・・・。隣席には乗って来ないと思っていたが、やっぱり名古屋で若者が乗って来た。持ってきた文庫本・宮城谷昌光を読んでいたが、全く久しぶりの新幹線だから沿線の風景も気になる。岐阜羽島は今や結構な街になっている印象。名古屋駅界隈はドンドン高層ビルが立て込んだ印象、トヨタの地味に引き続く好調に支えられているのか。浜松・静岡はそれ程でもない?
やっぱり気になるのは富士山。車内アナウンスもあったが、今は冠雪がないので迫力もそれほどでもない。残念!だが、写真は1枚だけ上手く撮れた。



そうこうするうちにやがて、小田原。旅慣れた風を装いつつ、下車。改札を出て、コインロッカー探し。何だか大型のスーツケース用のしかない。700円、高いが仕方ない。サブザックを取り出し、そこへカメラ、文庫本、折りたたみ傘を入れて、バッグをロッカーに入れる。電子パネルの扱いに戸惑うが、そばに居た白人に指示されて収納完了。情けない?!
昼は早川で魚料理と決めていたので、切符購入。自販機は全て“チャージ”の表示ばかりでうろたえるが、よく見ると画面操作で切符が買えると分かった。カードだと147円だが現金では150円。そういうことか。関西ではカードとの差額は殆ど無いのだが。
1列車の長いことに驚く。どうやら15両編成。1車両20mなので、総長300mになる。なので、昼間はガラガラ。ラッシュ時どの程度なのだろう。
あっさり、早川着。改札がいい加減。適当に切符を投げ込んでおいた。ローカルはどこもこんな感じか。



一寸、海側へ入り込むと、そこが漁港だった。地図を見ると全く矩形の港だ。これを道なりに進み、突き当たって南下。
どん詰まりに、公設の魚市場がある。ここの2階でも昼食は摂れるようだが、老舗の“さじるし食堂”に決めていた。駐車場の向こうに行って、高速道路をくぐって海を見たいと思ったが、何故か立ち入り禁止となっていた。なんだか残念!
そのまま引き返して、飲食店街を通り抜けて、北の方へ抜ける道に入り、しばらく行くとネットで見た店の風景が出て来た。そこに“さじるし食堂”があった。何だか、名前を書いて待つようだ。だが、待つこともなく招き入れられ、座席を案内され、自販機で食券を買って賄いの窓口に提出すると、呼び鈴と三枚に下した魚の骨の部分を揚げたのを渡される。しばらく座席に座っていると、呼び鈴が鳴って料理を取りに行くという仕組みだ。ローカルの老舗にしては合理的な客さばきだ。土日は込み合うからだろうか。
本当はここしかないという“半生アジフライ”を食べたかったのだが、量が多そうなので普通に海鮮丼にした。またまた残念。
揚げた魚の骨はさすがに簡単に食べれて、美味かった。丼には魚の上に海苔の“さ”の字が乗っていて面白い。具沢山でこれまた美味い。満足満足!
後は、干物の前田商店へ。北上して東海道線のガード下をくぐって到達。干物がわずかに残っているだけの印象。朝にでも人々が押し寄せるのだろうか。或いは土日?旅の途中で、干物を買うのは気が引ける。予定通りイカの塩辛を買って、直ちに駅へ。
ホームで小田原へ戻る電車を待っていたが、長~ぁいホームに適当なベンチが無く、階段付近の屋根のある所でとどまっていたが、ふと東の山の手を見ると、何やら白い仏像が不気味に突っ立っていて、ギョッとした。何かいわれがあるのだろうと写真に撮ったが、意外に鉄道架線が邪魔だった。
帰ってからネットで調べると、これは東善院魚籃大観音像であることが分かり、ウェッブ・サイトの“魚籃大観音建立の由来”の写真から次のように説明が読み取れた。
魚籃大観音のある薬王山東善密寺は應永22年(1415年)の開祖で、昔から小田原市早川地区の鎮守紀の宮神社の副別当寺として存在して来た。本尊は薬師如来、魚籃観音を脇仏として御祀りしている。
景勝の台地に海上から拝せるような魚籃大観音を建立して海上安全、大漁満足、魚貝類への報恩感謝の供養また平和日本建設と殉国の英霊並びに大戦による犠牲者と世界無名戦士の冥福を祈念したいと発起し、原像は望月秀晃先生に依頼、施工はマルセ建設㈱で、3年を経て総高13米の慈悲あふるる麗しい尊像として、昭和57年に完成した。



小田原に戻り、決めた手順通り地図に沿って市内観光を開始。
おおまかには、観光協会の案内による小田原城址コースと、なりわいかまぼこ通りコースを組み合わせて、ルートマップを作成し、これに沿って実施した。



従い、スタートは小田原駅に近い、史跡 ・北条氏政・氏照の墓所となった。
“北条氏政は、北条氏第4代の領主。氏照は、氏政の弟で八王子をはじめ5つの城主でした。天正18年(1590)に豊臣秀吉が、北条氏を攻略した際に、時の城主氏直は高野山に追放され、父氏政、その弟氏照の両人は責任を負って自刃しました。”とある。当主の氏直は追放、父親兄弟は自刃だったのか。中央の小さな五輪塔の右が氏政、左が氏照の墓、その前の平べったい石の上で二人が自刃した生害の石だという。そして、右側の大きな五輪塔が氏政夫人の墓だと伝えられているが、確証はないとのことだ。



この墓所の前の道を、南下して、急に猥雑な印象の町並を抜けると再び駅前の大通りになる。地図によれば構わずどんどん南下すればよい。だが、知らぬ間に幸田口門跡を通過してしまったようで、御堀端にいたる。やがて、赤い欄干の学橋が見えるが、実際に渡るの橋はもう一つ南にある。
いよいよ小田原城址公園の入口だ。こちらは土橋になっていて、白壁に馬出門がある。門の内側は枡形になっていて壁で取り囲まれていて、入り込んだ敵は鉄砲、弓矢の飛び道具で殲滅させることになる。そこを出るには内冠木門をくぐらなければならない。その門をくぐると目の前にまた堀と橋と白壁の門がある。橋は住吉橋という。橋を渡って門をくぐると又、枡形となっていて、今度は大きな門がある。金属の赤がね、つまり銅でカバーされた門なので銅門(あかがねもん)という。
それをくぐると二の丸広場。



銅門から直進して、左手に小田原市郷土文化館が見えて来た。
入館無料なので入って見た。付近で出土した古代の土器の展示がまずあった。縄文土器をはじめ土師器、須恵器があった。それ以外に、関東大震災の被害状況を示す写真や資料の展示もあった。当方、阪神での震災を経験しているので、同じことを繰り返しているという残念な感慨もある。小田原に関連する甲冑や古文書の展示や実際に使われていた人力車の展示もあった。



郷土文化館を出れば、左手に見上げる白壁の城郭がある。若干の上り坂を登って橋を渡り石段を行くと、一方を開いた矢倉に囲まれた枡形にはまることになる。右手がこれは巨大な常盤木門。これを抜けると本丸広場。向こうに天守が見える。ここは動物園になっているのか、いくつかのケージがある。鳥がいたような気がする。昔は、少々の広場があれば動物園にしたのだろうか。少々残念な印象。
天守閣に登る石垣の階段がある。見学の料金を払って入館。展示物があるが撮影禁止。秀吉の小田原攻めの説明映像を見て、最上階へ。折角、鉄筋コンクリートで再建したのに内部にエレベータが無いのが残念。
ここで周囲を展望できるのでホッとする。どうも場内の説明書きでは秀吉の一夜城の所在が特定できない。まぁこの辺だろうと写真に収めた。兎に角相模湾が一望できるのは素晴らしい。
しかしながら、この城郭は海側というか平坦な町場からの攻撃には何重もの枡形に守られているが、山側からはの攻撃には薄い。だからこそ、秀吉も山側の山に一夜城を構築して見せたのかも知れない。姫路城や福山城も山側からは薄いという感想をもったことがあったが、しかしながらいずれも本来の姿を残していないからかも知れない。この小田原城の本丸のすぐ後ろにはJR東海道線が走ってしまっている。秀吉が攻めた時の総構えが完全に復元できている訳ではない。また地形的に山がちであったり、川や沼地があれば、火砲の発達していない時代には歩兵だけでは攻めずらいハズだからだろうか。その点、私には良く分からない。



本丸広場から、学橋へ。ところがである、折角作った観光ルート地図を落としていたのだ。作った地図の記憶を頼りに進むしかない。何でも南下すれば、海岸の堤防にぶつかって、それで良かったハズ。ところが、堤防にあるはずの御幸の浜に通じるトンネルが無い。一筋か二筋間違えているのだろうと、かまぼこ通りと思われる道を東進。ところが、かまぼこ通りと呼ばれる割には、蒲鉾屋さんは無いし、期待する賑わいはない。まず気付いたのは1軒だけのようだった。
暫く行って、堤防のトンネルらしいのに気付いて、海岸へ出る。太平洋沿岸のためか、意外に波が荒かった。
かまぼこ通りに戻って、鈴木製餡所に行ってみると、すでに餡子は売り切れとの表示があり、店は閉まっていた。まぁ元々ここで買い物する気はなかった。旅の途中で餡子を何キロも買ってもしようがない。次が、籠常商店。客が居ないので入り辛い。それに籠類で欲しいものはない。その次が、“こめこめこ かまぼこ通り店”。関西ではちょっと手控える店名。ここも客が入っていないので入り辛い。それに米粉のパン屋さんで買いたいものもない。
では次の店、“漆ISHIKAWA”へ。かまぼこ通りを左へ逸れて、北上。“かまぼこ通り”は予期に反して賑わいもなく、普通の街の通りにしか感じなかった。
青物町の通りをひたすら北上して戻り方向へ。やっとたどり着いた“漆ISHIKAWA”は閉店していた。夕刻には早い。月曜定休だったのだろうか。
今度は江戸時代からの老舗“江嶋”を目指す。チョット分かりにくいので、携帯のマップを頼りにしたら、これが誤表示。一筋違い、ある辻で左に曲がり、次をまた左へ南下して戻る。ようやく独特の古い木造の店舗を見つける。何を売っているのか分からずに入店。おばさんが一人で店番。やっぱり一対一は辛い。日本茶や海苔、和紙や和工小物が並んでいるが欲しいモノは特にない。極まって、金平糖を買う。これなら僅かなものなので、土産にもなる。



駅ビルのドトールコーヒー・ショップで一服。アイス・コーヒー・フロートを注文してホッとする。
コインロッカーでバッグを取り出し、JRで横浜へ約1時間。横浜に着くと既にラッシュ・アワーだった。桜木町で予約したビジネス・ホテルで投宿。ここは株主優待券を使ったが、9千円もした。本当か、50%引きなら本来は1.8万円もするのか?海側の部屋だったので、眺めはよかった。ロープウェイや横浜コスモワールドが見える。夜景になると大観覧車のイルミネーションが凄い。
朝食を近くのスーパー・サミットストアで買って、出張の朝はゆっくりホテルの部屋で過ごすこととしている。
夕食は近くの松屋で、これも株主優待券でただ飯。コンビニで寝酒のウィスキーを買い、つまみに“銀だこ”でたこ焼きを買って朝まで籠城の構え。これでオヤスミ!

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