The Rest Room of ISO Management
ISO休戦
奈良の名勝・依水園に遊ぶ
トランプ大統領が完全にレーム・ダック化した。ニクソンの断末魔と殆ど同じ状況と言う。このため北朝鮮の動向をコントロールできなくなって来ているのではないか。日本国民一般の安全はどのように確保されるのだろうか。
5月15日の新型ミサイルでは落下時の耐熱性が技術的ポイントだが、北に数千度の耐熱性材料を独力で開発する力があるとは思えない。材料そのものを開発できたとしても、それを所期の製品の形に加工することが出来るようにするには、様々な技術が必要だからだ。それを短時日で完成することは不可能ではないか。もし、そのような材料で新型ミサイルが成功していたとすれば、ロシアあたりの技術が流出していると考えるのが妥当ではないだろうか。果たして原型をとどめつつ日本海に落下したのだろうか。
一方、横須賀にドック入りしていた空母レーガン群はいよいよ動き出し、空母カールヴィンソン群と入替わるという見方もあるが、加わるという見通しの方が正しいのではないだろうか。さらにここへ空母ニミッツが加われば、目に見える米軍の北朝鮮攻撃態勢は整うのだが、最高司令官なしでどう行動するのだろうか。それにしても、少なくとも関西にはパック3の防備なしのままで、下手に手出しは危険そのものである。
軍事的緊張が高まれば、こんな話が巻き起こる。サードかイージス・アショアかを装備する必要がある。そうなれば米国の軍事産業が潤う。こうして誰かの思惑通りの結果となるのが現実なのだ。
こんなリスクがあるのに、日本で最も北に近い福井県の関西電力高浜原発4号機を再稼働させた。そこまでして原発を再稼働させなければならないのだろうか。通常弾頭であっても、ここならばミサイルが命中すれば相当な被害になり、福島よりもっと広範囲にしかも大量に放射能汚染は広がるのではないか。繰り返すが、ここにはパック3の防備はないのだ。安倍氏は口癖のように“国民の生命・財産を守る”とは言うのだが、言うだけでは済まない、いかにも危機感が乏しい対応ではないか。
その一方、日本では首相のスキャンダルが又リークされた。数少ない良心的官僚のリークがあったのだろう。この辺は米国と同じ状況だ。だが、日本ではこれほどダーティな首相の下にあっても、その支持率は低下しない。変な国民世論だ。その点で日本の民度は米国には勿論、韓国にも及ばないと言えるだろう。
だからこそ、官邸は強権的にやりたい放題になって来ている。もはや、国会など不要ではないか。公明党に続いて、維新の会の強権性と非民主性が明確になって来たのだ。
政権は“組織犯罪処罰法では一般国民は、テロ等準備罪で逮捕されない”と言っているが、ならばその言葉をそのまま法文に明確に規定してほしい。それを示さずに国会審議中の言葉だけで説明するのはやめて欲しい。かつて、国旗・国歌法を制定するにあたって、政権の官房長官が笑いながら“この法律で逮捕され、処罰されることはありません。”と言っていたが、その後 この法律に基づいて処罰された人が出てきている。そして、この人権侵害には維新の会が大きく寄与している。日本の政治感覚は世界の政治常識から大きく乖離している。そういうことなのだ。
この法律が突破口になって、日本国民の良心の自由は損なわれる方向に向かうだろう。まさに北朝鮮化しつつあるのが日本の現状だ。しかも、その方向に積極的に向けているのが、あのダーティだが支持率の高い安倍氏なのだ。まさに戦前回帰が実現しつつある。
加計スキャンダルが出てきたと同時に、いきなり秋篠宮家の長女眞子様の婚約話が出てきた。このため当事者は準備なく、マスコミ対応にかなり慌てておられた印象だ。もしこれがスキャンダルを薄めるための政権側のリークだとすると、政権側が皇族を政治利用しているのではないか。一方 これで女性皇族はまた数が減ることになる。政権は意図的にかこれを放置している。イギリス王室には皇位継承権者は百名以上いると聞く。日本の皇室、皇位継承権者はもっと少ないのではないか。これを放置するのは、安倍氏にまさか野心でもあるのか。弓削の道鏡でもあるまいが。
果たして、安倍氏は本当に右派・民族派なのだろうか。彼は既に自衛隊を米軍に売ってしまった。政権に在って部下の官僚には自らを忖度させるにもかかわらず、天皇の意向は忖度しないのは、これぞ奸賊の為せる業ではないだろうか。
しかも国民の良心の自由すら奪って、長期政権を狙っている。これでは日本は安倍氏の下でどんどん北朝鮮化しているとしか言えないのではないか。だが何故か国民の目は盲目であり、耳と口は聾唖である。
暗澹たる気分だが、季節は5月の新緑を楽しむ時期だ。奈良の学園前に午後用事があったので、ついでに奈良市内で何か観光する所はないかと、ネットをさぐっていると“名勝・依水園”が出てきた。こんな庭があるとは知らなかった。新緑の庭を楽しみ気を晴らすのは悪くはない。
依水園(いすいえん)について、Wikipediaによれば次の通りである。
奈良市(の東大寺と興福寺の間)にある池泉回遊式庭園(日本庭園)。国の名勝に指定されている。前園と後園の二つに分かれており、それぞれが異なった景観を見せる。前園は寛文12年(1673年)に晒職人であった清須美道清(きよすみどうせい)の作庭で、茶室「三秀亭」がシンボル。後園は明治時代に実業家関藤次郎(せきとうじろう)が築いた築山式の池泉回遊式庭園で、作庭は裏千家十二世又妙斎宗室による。寧楽(ねいらく)の都*をモチーフとし、若草山や東大寺南大門などを借景とする。いずれも大和川支流吉城川(よしきがわ)の水を引いている。海運業で財を成した中村家が1939年に買い取り、前園と後園を合わせた形に整備した。1969年には、中村家所蔵の美術品を展示するため、寧楽美術館を建設して一般公開している。名の由来は諸説あり、池が吉城川の水に依っているためという説や、然庭園内の池が草書体の水の形をしていることに由来するという説、杜甫の「名園緑碌水」の句に由来するなどの説があるが、はっきりしたことは分かっていない。
*平城京のこと。寧楽(ねいらく)が奈良の語源になったようだ。
地下の近鉄奈良駅から地上に出て、広い通りを東側に向かう。ゆるい坂道を登ることになる。ブラタモリでやっていたが、興福寺と西側の商店街の間に断層があるはずで、この通りでは断層は明確ではないが、東側が隆起していることは分かる。やがて県庁を左手に見て、地下の横断歩道を通り抜け北側の地上に出る。次の辻を右つまり東側に歩いて、突き当りが依水園だ。非常に分かり易い。
遥か向こうに若草山が見える。既に絶景の気配がする。
一人で気楽に庭園周遊。やはり庭には水の流れがあるのは良い。枯山水よりは、贅沢な気分になる。普通、庭には池は良くないと言われる。湿気があると健康に良くないからだと言うが、狭い庭ではそうなるのだろう。
欧米人と思われる白人のはのんびり、ゆっくり立ち止まりつつ風景を楽しんでいる。私は午前中一杯の予定なので、どこか気忙しいのが残念。確かに、東大寺の建物の一部が見え、若草山の借景も良い。
一周し終わって寧楽美術館へ。銅鏡と骨董品。後から思うと、あまり印象にない。当方に受け入れる素養がないためだ。まして、大抵の外国人には理解不能だろうが、ついでにぞろぞろ入って来る。案内する日本人もいい加減な説明のようだ。有料案内ならば、少しは事前にお勉強するべきではないか。
地図によると この西側に奈良女子大のキャンパスがある。小学2年生の頃、年の離れた従姉が卒業するというので、連れて来られたことがあった。校舎が大変お洒落で子供心に強く印象に残った。それ以来 来たことはなかったので、この際、もう一度見てみたいと思いつつ、奈良町を西側へ散歩する。初夏の暑さがぼちぼち気懸りになる。これ以上になると辛くなるギリギリの気温だ。
行ってみると校門からお洒落で、正面に講堂であろうか昔見た木造の校舎が木立の奥に鎮座。さすがに女子高等師範の伝統だ。従姉の卒業当時の式後の華やかな風景が思い出される。そこここに三々五々先生を取り囲んで楽しそうな歓声と人々の輪が出来ていた。あれ以来、生涯にそんな卒業式は経験したことはなかった。守衛さんが居る訳ではないが、女子大なのでオッサンがあまりうろうろしない方が身のため、早々に立ち去る。
既に、12時近く。昼食を摂る必要がある。近鉄奈良駅に戻る途中の商店街のマンション・アパートと思しき1階にある“まぐろ小屋”というまぐろ専門の店で、マグロ丼を食べる。海のない奈良で海鮮を食べるのはどうかと思うが、ヅケのマグロがタップリ丼に入っていて、少しずつワサビを付けて食す。疲れも癒えて満足。御蔭で、結構充実した午前半日だった。
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5月15日の新型ミサイルでは落下時の耐熱性が技術的ポイントだが、北に数千度の耐熱性材料を独力で開発する力があるとは思えない。材料そのものを開発できたとしても、それを所期の製品の形に加工することが出来るようにするには、様々な技術が必要だからだ。それを短時日で完成することは不可能ではないか。もし、そのような材料で新型ミサイルが成功していたとすれば、ロシアあたりの技術が流出していると考えるのが妥当ではないだろうか。果たして原型をとどめつつ日本海に落下したのだろうか。
一方、横須賀にドック入りしていた空母レーガン群はいよいよ動き出し、空母カールヴィンソン群と入替わるという見方もあるが、加わるという見通しの方が正しいのではないだろうか。さらにここへ空母ニミッツが加われば、目に見える米軍の北朝鮮攻撃態勢は整うのだが、最高司令官なしでどう行動するのだろうか。それにしても、少なくとも関西にはパック3の防備なしのままで、下手に手出しは危険そのものである。
軍事的緊張が高まれば、こんな話が巻き起こる。サードかイージス・アショアかを装備する必要がある。そうなれば米国の軍事産業が潤う。こうして誰かの思惑通りの結果となるのが現実なのだ。
こんなリスクがあるのに、日本で最も北に近い福井県の関西電力高浜原発4号機を再稼働させた。そこまでして原発を再稼働させなければならないのだろうか。通常弾頭であっても、ここならばミサイルが命中すれば相当な被害になり、福島よりもっと広範囲にしかも大量に放射能汚染は広がるのではないか。繰り返すが、ここにはパック3の防備はないのだ。安倍氏は口癖のように“国民の生命・財産を守る”とは言うのだが、言うだけでは済まない、いかにも危機感が乏しい対応ではないか。
その一方、日本では首相のスキャンダルが又リークされた。数少ない良心的官僚のリークがあったのだろう。この辺は米国と同じ状況だ。だが、日本ではこれほどダーティな首相の下にあっても、その支持率は低下しない。変な国民世論だ。その点で日本の民度は米国には勿論、韓国にも及ばないと言えるだろう。
だからこそ、官邸は強権的にやりたい放題になって来ている。もはや、国会など不要ではないか。公明党に続いて、維新の会の強権性と非民主性が明確になって来たのだ。
政権は“組織犯罪処罰法では一般国民は、テロ等準備罪で逮捕されない”と言っているが、ならばその言葉をそのまま法文に明確に規定してほしい。それを示さずに国会審議中の言葉だけで説明するのはやめて欲しい。かつて、国旗・国歌法を制定するにあたって、政権の官房長官が笑いながら“この法律で逮捕され、処罰されることはありません。”と言っていたが、その後 この法律に基づいて処罰された人が出てきている。そして、この人権侵害には維新の会が大きく寄与している。日本の政治感覚は世界の政治常識から大きく乖離している。そういうことなのだ。
この法律が突破口になって、日本国民の良心の自由は損なわれる方向に向かうだろう。まさに北朝鮮化しつつあるのが日本の現状だ。しかも、その方向に積極的に向けているのが、あのダーティだが支持率の高い安倍氏なのだ。まさに戦前回帰が実現しつつある。
加計スキャンダルが出てきたと同時に、いきなり秋篠宮家の長女眞子様の婚約話が出てきた。このため当事者は準備なく、マスコミ対応にかなり慌てておられた印象だ。もしこれがスキャンダルを薄めるための政権側のリークだとすると、政権側が皇族を政治利用しているのではないか。一方 これで女性皇族はまた数が減ることになる。政権は意図的にかこれを放置している。イギリス王室には皇位継承権者は百名以上いると聞く。日本の皇室、皇位継承権者はもっと少ないのではないか。これを放置するのは、安倍氏にまさか野心でもあるのか。弓削の道鏡でもあるまいが。
果たして、安倍氏は本当に右派・民族派なのだろうか。彼は既に自衛隊を米軍に売ってしまった。政権に在って部下の官僚には自らを忖度させるにもかかわらず、天皇の意向は忖度しないのは、これぞ奸賊の為せる業ではないだろうか。
しかも国民の良心の自由すら奪って、長期政権を狙っている。これでは日本は安倍氏の下でどんどん北朝鮮化しているとしか言えないのではないか。だが何故か国民の目は盲目であり、耳と口は聾唖である。
暗澹たる気分だが、季節は5月の新緑を楽しむ時期だ。奈良の学園前に午後用事があったので、ついでに奈良市内で何か観光する所はないかと、ネットをさぐっていると“名勝・依水園”が出てきた。こんな庭があるとは知らなかった。新緑の庭を楽しみ気を晴らすのは悪くはない。
依水園(いすいえん)について、Wikipediaによれば次の通りである。
奈良市(の東大寺と興福寺の間)にある池泉回遊式庭園(日本庭園)。国の名勝に指定されている。前園と後園の二つに分かれており、それぞれが異なった景観を見せる。前園は寛文12年(1673年)に晒職人であった清須美道清(きよすみどうせい)の作庭で、茶室「三秀亭」がシンボル。後園は明治時代に実業家関藤次郎(せきとうじろう)が築いた築山式の池泉回遊式庭園で、作庭は裏千家十二世又妙斎宗室による。寧楽(ねいらく)の都*をモチーフとし、若草山や東大寺南大門などを借景とする。いずれも大和川支流吉城川(よしきがわ)の水を引いている。海運業で財を成した中村家が1939年に買い取り、前園と後園を合わせた形に整備した。1969年には、中村家所蔵の美術品を展示するため、寧楽美術館を建設して一般公開している。名の由来は諸説あり、池が吉城川の水に依っているためという説や、然庭園内の池が草書体の水の形をしていることに由来するという説、杜甫の「名園緑碌水」の句に由来するなどの説があるが、はっきりしたことは分かっていない。
*平城京のこと。寧楽(ねいらく)が奈良の語源になったようだ。
地下の近鉄奈良駅から地上に出て、広い通りを東側に向かう。ゆるい坂道を登ることになる。ブラタモリでやっていたが、興福寺と西側の商店街の間に断層があるはずで、この通りでは断層は明確ではないが、東側が隆起していることは分かる。やがて県庁を左手に見て、地下の横断歩道を通り抜け北側の地上に出る。次の辻を右つまり東側に歩いて、突き当りが依水園だ。非常に分かり易い。
遥か向こうに若草山が見える。既に絶景の気配がする。
一人で気楽に庭園周遊。やはり庭には水の流れがあるのは良い。枯山水よりは、贅沢な気分になる。普通、庭には池は良くないと言われる。湿気があると健康に良くないからだと言うが、狭い庭ではそうなるのだろう。
欧米人と思われる白人のはのんびり、ゆっくり立ち止まりつつ風景を楽しんでいる。私は午前中一杯の予定なので、どこか気忙しいのが残念。確かに、東大寺の建物の一部が見え、若草山の借景も良い。
一周し終わって寧楽美術館へ。銅鏡と骨董品。後から思うと、あまり印象にない。当方に受け入れる素養がないためだ。まして、大抵の外国人には理解不能だろうが、ついでにぞろぞろ入って来る。案内する日本人もいい加減な説明のようだ。有料案内ならば、少しは事前にお勉強するべきではないか。
地図によると この西側に奈良女子大のキャンパスがある。小学2年生の頃、年の離れた従姉が卒業するというので、連れて来られたことがあった。校舎が大変お洒落で子供心に強く印象に残った。それ以来 来たことはなかったので、この際、もう一度見てみたいと思いつつ、奈良町を西側へ散歩する。初夏の暑さがぼちぼち気懸りになる。これ以上になると辛くなるギリギリの気温だ。
行ってみると校門からお洒落で、正面に講堂であろうか昔見た木造の校舎が木立の奥に鎮座。さすがに女子高等師範の伝統だ。従姉の卒業当時の式後の華やかな風景が思い出される。そこここに三々五々先生を取り囲んで楽しそうな歓声と人々の輪が出来ていた。あれ以来、生涯にそんな卒業式は経験したことはなかった。守衛さんが居る訳ではないが、女子大なのでオッサンがあまりうろうろしない方が身のため、早々に立ち去る。
既に、12時近く。昼食を摂る必要がある。近鉄奈良駅に戻る途中の商店街のマンション・アパートと思しき1階にある“まぐろ小屋”というまぐろ専門の店で、マグロ丼を食べる。海のない奈良で海鮮を食べるのはどうかと思うが、ヅケのマグロがタップリ丼に入っていて、少しずつワサビを付けて食す。疲れも癒えて満足。御蔭で、結構充実した午前半日だった。
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