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Yes.We can not・・・・,enishinguゥ~!・・・Nothing!Nothing!

言葉もない!!
日本政府は、また国民を守ることができなかった。
否、国民の命を守る気が有ったのか。本気で対応したのか。
ドイツ、フランス、トルコ政府は、全力を挙げて忌まわしいテロから国民を救っている。
テレビ・ニュースでインタビューされたあるトルコ人が言っていた。
“日本政府には時間があったのに、何をしていたのか”と。
これが普通の人の普通の反応ではないか。

日本人2人がISIL(イスラム国)に拘束されてから数か月経っていた。
それにもかかわらず、日本政府はこれを確認せず、放置し、黙殺し続けた。
政権自らの政治日程、つまり選挙と中東歴訪を計画通り順調に消化するためだった。
日本人の1人や2人の生命より、自らの政治的立場の強化の方が優先課題なのだ。
あまつさえ、意図的にISIL(イスラム国)との数少ない交渉ルートを昨年末には破壊した。
外交音痴極まれり。
交渉ルートのないまま、日本政府は、 “全力を挙げて対処する”だけだった。

全力を挙げて何をしていたのか。
在ヨルダン大使館の建物の灯を消さないよう注意することだったのか。
政府消息筋によれば、できることは2つしかなかった、と告白。
ひたすらヨルダン政府に御願いすることと、情報の収集だったそうだ。
情報の収取とはインターネットの画面チェックであろうか。
それが国家規模のセキュリティ専門家達の対応とは笑止。

事件前、お寒い政府能力の下で安倍首相は親イスラエルの中東歴訪に旅立った。
この旅は“テロとの戦い”を宣するため、喜び勇んで颯爽と登場。
その途端にこの事件は起きた。
その途端にオタオタ劇が始まり、ズッコケ、ヒッコケ、悲劇に終わった。
“テロとの戦い”のパフォーマンスはついに一度も主導権を発揮することはなかった。

“テロとの戦い”は、誰に強要されたのか。
米国は異例の早さで大統領のリップ・サービスを公表した。
“異例の早さ”とは、その事態を予測して準備していた、ということだ。
日本政府は“国際社会と連携してテロには毅然として対処する”と言っているが、
日本政府の言う国際社会とは米英、特に米国のことなのか。
少なくとも独仏は含まれまい。
そこまで、日本政府は米国に隷従しているのか。
国民を犠牲にして隷従する、これを日本の民族派は簡単に看過するのか。
やはり“集団的自衛権”の毒素は確実に蔓延しているのだ。

安倍首相は“国民の安全”を口にする割には、無責任にもほっかむり。
中東歴訪前のリスク考慮について、折からの国会で質問があったが、
イエスかノーで答えられる質問にもかかわらず、多言を弄して誤魔化した。
これは安倍氏のいつもの答弁様式、多言で時間の浪費を狙う不真面目さ。
要は、何も考えていなかったのが真相!と丸見え。
不思議にも報道はこの国会のやり取りを大きく取り上げない、何故だろうか。
政権に不都合な報道は自主規制する暗黙の“マナー”が出来上がっているのか。
事件が膠着し始めた頃、テレビで見る首相の顔色テカテカして睡眠十分に見えた。
しかし報道は、“断続的にしか睡眠がとれず、辛そうに見える”と違和感あるコメント。
これも日本の報道の“マナー”なのか。
それでも首相は、このような事件での自衛隊海外派遣には意欲を示している。
外交音痴のオタオタ政府にもかかわらず、不謹慎な態度にしか見えない。
こんなパフォーマンス好きで火遊び好きの軍国少年を誰が首相にしたのか。

こんなトッチャン坊やが北朝鮮拉致被害者救出など口にするのもチャンチャラ破廉恥。
気付いて振り返ると、総連ビルはどうやら安泰。
一体“圧力”は何処へ行ったのか?いきり立って見せて、得たものはあったのか。
パフォーマンスばかりで、これ見よがしの胸元のブルー・リボンが空々しい。
この空々しさが彼の“素晴らしい国家観”なのか。

*月並みな“語る言葉もない!”というのが正直なところだ。謹んでご冥福をお祈りしたい。そして、実際には何もできず、この無責任なコメントを出すくらいしかないが、そんなコメントすら出すのも何だか不謹慎ではないかとかなり迷った。しかし、時代の転換点に沈黙の羊の一員にはなりたくはなかった。メェェェ…。

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