新年明けましておめでとうございます。
穏やかな新春を皆様はどちらでお迎えでしょうか?
いつも健康塾通信を応援して下さり、心よりお礼申し上げます。
さて、私は引っ越し先で迎えた元旦は、初の早朝の散歩に出かけました。
西には大きな富士山を望み、そのまま初日の出を見ようと東に向かって歩きました。
東側には広く舞岡ふるさとの森が広がり少しずつ西側の高台の建物に
太陽が照らされ始めました。
おおよそ日の出が確認できそうな場所に向かって西側の高台に歩を進めました。
そして、間もなくエネルギッシュな太陽が顔を出し、初日の出を拝むことができました。
はるか遠くに確認できる御来光であっても、
その暖かさと燃えるようなエネルギーを全身で感じることができ、
とても充実した時を過ごすことができました。
さて、新年の健康塾通信は貝原益軒先生の養生訓から
「第二巻総論下一項」の現代語訳をお届けいたします。
『 さて朝は早く起き、手と顔を洗い髪を整え、便所に行き、
食後はまず腹をなでおろして食べ物の消化を助けるがよい。
さらに京門けいもん(第12肋骨部)の部分を人差し指の内側で、
すじかいに繰り返して撫でるのがよい。
次いで腰をも撫でおろしたならば、その下部を静かにたたくこと。
強くたたいてはいけない。もし食べ物が胸につかえたときは、
上を向いて二、三度ばかりげっぷを試みると効果が出る。
朝夕の食後に長く安座してはいけない。
さらに横になって眠ることは禁物である。
長く座り、眠れば、気がふさがって病気になり、
それを繰り返せば短命になる。
食後は常に三百歩ばかり歩くがよい。
ときには五六町ほど歩くことはさらによいのである。 』
{1町=約109.09m}
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本年も皆々様の益々のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
今後とも健康塾通信をどうぞ宜しくお願い申し上げます。
2016年 元旦
健康塾主宰 古賀 公子