健康塾通信

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養生訓の調息

2017年01月11日 20時44分48秒 | Weblog

 

今日は 鏡開きです。

お正月気分も終わり、いよいよ寒さも本格的になってまいりますね。

インフルエンザの流行やノロウイルスなど。。。

体力や抵抗力をつけて撃退しなくてはいけない季節となりました。

 

 

さて、本日は養生訓に書かれている「調息」をお伝えします。

「息」すなわち呼吸のことで、「調息」とは呼吸をととのえることをいいます。

益軒さん曰く

― 常の呼吸のいきは、ゆるやかにして、深く丹田に入るべし。急なるべからず。―

丹田とは、東洋医学でへその下あたりのことで、

全身の気が集まるところとされています。

 

呼吸はあらくしないで、静かにかすかに、長く行うのがよい。

そして、「深く丹田に入る」

 

では、あらためて丹田に意識を集中して、ゆっくり呼吸してみましょう!

また、忙しい日常が戻ってきますが、ちょっと立ち止まって

長い呼吸をして見ませんか。。。おなかに意識を集めると身体も温まってくると思います。