こんにちは!
日増しに秋も深まり、あたりの木々も色づいて参りました。
今月は初めての更新となりますが、どうぞよろしくお願い致します。
健康塾では10月27日に久々の外ウォーキングに行きました。
午前中は降らない予報が小雨の山下公園になったのですが、
「秋バラを見る」目的も果すことが出来ました。
雨はお昼ごろにはすっかりやんで元町方面に歩を進めながら
代官坂を上りました。
そこは期待通りの住宅や山手地区独特の西洋館が軒を連ねていました。
帰り道は元町公園、外人墓地の小道を抜けて元町ショッピングストリートへ。。。
何と歩いた後のご褒美のように、予期せぬチャーミングセール開催中‼
コロナの影響で時期がずれたことで、思わぬ自分へのプレゼントも。。。。
今日はそんな思い出の写真を集めて、ご紹介しながら投稿したいと思います。
さて、今回は「いのち」をテーマに記事を書こうと思います。
皆さんの中には「臨死体験」をされた方あるいは聞いたことがあったり
なかなか現実的に受け入れられない方など様々かもしれません。
今回のテーマでは私を含めた家族に起きた事実上の体験を通して、
「いのち」について考えてみたいと思います。
もし、宜しければ最後までお読みいただけたら幸いです。
皆様も良くご存じのジャーナリスト・評論家としても
多岐ににわたりご活躍された立花隆さんが今年4月30日80歳でご逝去されました。
テレビ出演されていた面影をしのびながら心からご冥福をお祈りいたします。
その立花隆さんの執筆の中には「臨死体験」をテーマに書かれたものもあり、NHKでも
放送されました。
『臨死体験というのは、事故や病気などで死に瀕した人が、意識を取り戻した後に語る、不思議な視覚体験です。
体験者の多くは、自分の体から心が抜け出して、天井付近から自分の体や周囲にいる人たちを見下ろしたりします。
体外離脱と呼ばれる現象です。そして、そのまま心はトンネルを抜けてまばゆい光に包まれた世界へ移動して、
美しい花畑で家族や友人に出会ったり、超越的な存在(神)に出会ったりする。』
この解説や抜粋は当時の番組のものか、執筆の一部かはわかりませんが
命の危機から戻った方々の体験や話を基にした映画なども数多くあります。
映画「ゴースト」の中にもそのような場面をご覧になったことがあるかもしれません。
私が知った最も新しいその体験はパートナーである夫の事故直後でした。
もちろん本人は、当時の記憶は今でもすべては思い出せておらず、
やはり、体外離脱という強烈な体験だけははっきりと脳の片隅に
焼き付いていていたようです。
その記憶も救急搬送された病床で5日目位から少しずつよみがえってきたと言います。
ヒトには、「胸騒ぎ」を感じることがありますが私がそれを最も激しく感じたのは
実際の事故が起きる2分前、7時5分でした。
夕方6時に送ったラインがもう1時間も経つのに既読になってないと
確認した直後から心臓がざわつき始めました。
そのあとは、主人の携帯電話からの着信で救急隊員の声で交通事故を告げられた瞬間
おおきな叫び声をあげていました。
事実を受け入れられない自分と、でも今やらなければいけないことを
しっかり順序だてて行動に移した自分がいました。
その時夫は、私の叫び声が聞こえて自分の姿を見ていた自分が
いたと思い出したようです。
まさに「対外離脱」していたのですね。
前回のブログでもお伝えしましたが、救急搬送された急性期の病院で
主治医から、車に跳ね飛ばされ軸椎(頸の2番目の骨)骨折で
緊急オペにもならず、ましては脊髄損傷や脳挫傷にならなかったことは
何よりです。」と。。。
回復期のリハビリ病院に転院後、約2か月で退院した後に再び初めの病院で
画像診断を受けましたが、骨折部位の癒合は始まっていて、
頭部挫傷(硬膜外血腫になる場合も)の不安要素は消え、全身で26はりの挫傷・裂傷部位は
今後のリハビリで打撲等も含めて回復していくことに望みがつながりました。
この突然の事故以来、夫は「生きていてよかった!」という言葉を
連発するようになりました。
私たちがこの世に誕生してから
自分の寿命がどのくらいかは、約束事であっても未知の領域であり
どの様に病んだり、どんなことに巻き込まれるか、どんな出会いがあるかなど
全くわかりません。
でも、間違いなく尊いいのちが与えられ今を生きていれる実感は、
輝かしい奇跡といっても過言ではないと感じることが出来ると思います。
最後までお読みくださいまして、有難う御座いました。
もう少し「いのち」ブログは続きますので、どうぞよろしくお願い致します。
では皆様もお元気で無事故の日々をお過ごしくださいませ。