健康塾通信

皆様がより健康であるための情報やご家庭でお手軽にできる健康法をお伝えいたします。

夏野菜・抗がん・・パートⅡ

2008年07月09日 00時04分15秒 | Weblog
さあ、野菜の醍醐味を知って、味わって、身体に効いて、いただきたいと思い引き続き抗がん効果のある夏野菜を紹介いたします。

今回は、にんにく、なす、そして先日も茹で方などをお伝えしましたとうもろこしです。



<にんにく>
*強烈な匂いの素アリシンには抗酸化作用、殺菌・抗菌作用があります。
小さなひと粒に驚くパワーでビタミンB1、カリウム、イオウ化合物のアリシン、鉄、食物繊維などなどが含まれます。

*にんにく効果
① 免疫力を高め、がんを予防し 疲労回復やストレスに対する抵抗力を高めます。また 血液をサラサラに、 風邪の予防、老化防止などなど・・・アリシン効果

② 高血圧を予防します。・・・カリウム効果

③更年期症状の倦怠感をとり、冷え性や不眠症にもよい。・・・スコルジニン効果

④コレステロール抑制、糖尿病、便秘、ストレス解消、肌荒れ防止などの効能もあるとされています。


*においの成分は揮発性なので、刻んだら手早く調理したり、細かく刻んで炒めることで匂いを閉じ込める効果があります。


<な す>
*皮の色素ナスニンにはアントシアニンの一種が含まれ抗酸化作用があります。
その他の栄養素はポリフェノール、カリウムで他の野菜に比べると多くはありません。

*なす効果
①抗酸化作用、がん予防。・・ポリフェノール、アントシアニン、ナスニン効果
② 眼精疲労に良い。・・・アントシアニン効果

*なすは陰性で体を冷やす作用があります。特に「秋茄子は嫁に食わすな」といわれるのは、お嫁さんの身体をいたわって言った言葉です。

*栄養分を逃がさない為には素揚げしてから料理するとよく、色も鮮やかになります。

*選び方
果皮が黒むらさき色で、ツヤがあり胴の部分が形よく張っているものをえらびます。
ヘタはチクチクしていて色が充実しているもので、卵形なす、丸なすは果皮がかたいものがよいといわれます。


<とうもろこし>
*食物繊維が豊富でそのほか栄養素としてビタミンB1、B2、C、カリウムを含んでいます。

*とうもろこし効果
①コレステロール値を下げ、便秘解消や大腸がんの予防に。・・・食物繊維効果

②疲労回復。ストレスに対する抵抗力を高める。・・ビタミンB1、B2効果

③動脈硬化の予防・・・胚芽部分に含まれるビタミンE、リノール酸効果

④ひげには急性腎炎、むくみをとる、利尿作用や血圧を下げる作用があります。

*とうもろこしのビタミンB1、B2はゆでても失われにくいといわれます。
  
*選び方
皮は緑鮮やかなもので、粒が見えるなら、実がしっかりとついた粒ぞろいのものでひげは褐色のものを選びましょう。


それでは、次回は「むくみ」に効く利尿作用のある夏野菜をご紹介いたします。


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1 コメント

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ご無沙汰です (しぶや)
2008-07-21 22:52:56
お電話ありがとう御座いました。すぐに健康塾通信が見れず今になってしまいました。さっそく読ませていただき、夏野菜のきゅうり、枝豆を食べる工夫をしています。更に読ませて頂き夏を健康に過ごしたいと思います。それではまたよろしくお願い致します。
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