徒然日記

街の小児科医のつれづれ日記です。

TVドラマ「コウノドリ」完。

2015年12月19日 07時39分18秒 | 日記
 先日紹介した医療系ドラマ「コウノドリ」が昨日、最終回を迎え終了しました。
 最高視聴率は12.6%だそうです。
 産婦人科・新生児医療の現場を真面目に取材し、奇をてらう演出を極力廃した直球勝負、そして小児科医の私から見てもド・ストライクの作品。
 中高生の保健体育系授業にも使えそうです。
 おそらく、長く語り継がれるドラマになることでしょう。

 最終話は「命のバトン」というテーマでした。
 子どもが生まれることと引き替えに自らの命を犠牲にした母親。
 それを成長して知ることは、子どもにとって重荷になるのか?
 いや、そんなことはない。
 命のバトンを託されたことを知る方が、自分の命を実感し、自分に自信を持って充実した人生を送ることができるだろう。
 
 相田みつをさんの詩を思い出します;

<自分の番(いのちのバトン)>

 父と母で二人
 父と母の両親で四人
 そのまた両親で八人
 こうして数えていくとゆくと

 十代前で、千二十四人
 二十代前では―?

 過去無量の
 いのちのバトンを
 受けついで
 いま、ここに
 自分の番を生きている
 それがあなたのいのちです
 それがわたしのいのちです


 ・・・その昔、結婚式のスピーチで使わせていただきました(^^;)。
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