時々質問されることです。
従来は「午前10時~午後4時」が多いので、
その間は屋外活動を控えるべし、
と言われてきました。
下記報告の最近のデータでは、
・午前中は飛散数が少ない。
・午後2~9時までは多い。
となっています。
・・・午後は屋外活動を控えるべし、でしょうか。
■ 1日のうちで花粉が多く飛散する時間帯が明らかに
提供元:HealthDay News
(2022/12/27:ケアネット)より一部抜粋;
花粉症の原因となる花粉の飛散量は、季節や日によってだけでなく、1日のうちの時間帯によっても差があり、気温の上昇に伴い増加することが明らかにされた。
・・・
Fineman氏によると、花粉の飛散量の監視はこれまでも行われてきたが、24時間単位での測定が一般的であったという。・・・その結果、花粉飛散量は、午前4時から正午までの間は比較的少なく、午後2時から午後9時の間は多くなることが明らかになった。
・・・
Gupta氏は、「花粉の飛散量がいつ増えるのかを知っていれば、窓を開けたり、外で運動する時間帯を選ぶ際に役立つ。また、花粉の飛ぶ時期に外から帰宅した際には、顔や手を洗い、服を着替えるなどして花粉を落とすことも重要だ」と話す。さらに同氏は、「今回の技術を応用し、花粉飛散量の情報を、アプリ等を通してリアルタイムで受け取れるようになれば、大きな利点がある」との考えを示している。
花粉症に対して飛散量を確認する以上のケアが必要な人には、市販薬を利用する手も考えられる。その場合には、「薬をどう使えば一番効果的なのかを、専門家に相談する方が有益だ」とGupta氏は話す。それでも改善しない場合には、注射等で環境アレルゲンを投与する免疫療法もある。また、イエダニおよび雑草花粉アレルギーについては、米食品医薬品局(FDA)が承認した錠剤薬がある。同氏は、「注射剤も錠剤も、患者の症状を大いに軽減する」と話す。
Fineman氏によると、花粉の飛散量の監視はこれまでも行われてきたが、24時間単位での測定が一般的であったという。・・・その結果、花粉飛散量は、午前4時から正午までの間は比較的少なく、午後2時から午後9時の間は多くなることが明らかになった。
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Gupta氏は、「花粉の飛散量がいつ増えるのかを知っていれば、窓を開けたり、外で運動する時間帯を選ぶ際に役立つ。また、花粉の飛ぶ時期に外から帰宅した際には、顔や手を洗い、服を着替えるなどして花粉を落とすことも重要だ」と話す。さらに同氏は、「今回の技術を応用し、花粉飛散量の情報を、アプリ等を通してリアルタイムで受け取れるようになれば、大きな利点がある」との考えを示している。
花粉症に対して飛散量を確認する以上のケアが必要な人には、市販薬を利用する手も考えられる。その場合には、「薬をどう使えば一番効果的なのかを、専門家に相談する方が有益だ」とGupta氏は話す。それでも改善しない場合には、注射等で環境アレルゲンを投与する免疫療法もある。また、イエダニおよび雑草花粉アレルギーについては、米食品医薬品局(FDA)が承認した錠剤薬がある。同氏は、「注射剤も錠剤も、患者の症状を大いに軽減する」と話す。
記事中にスギ花粉と明記されていません。「2021年3月24日から31日にかけて米エモリー大学の研究チームとともに、アトランタの3カ所のエリアで1週間にわたり1時間ごとの花粉飛散量 」という文章があったのですが…確かにアメリカではスギが存在しないのでスギ花粉症はないのです。
アメリカ・花粉・3月で検索すると、
こちらの記事がヒットしました。
アメリカの項目を抜粋します;
■ 世界中で猛威を振るう花粉症。世界各国の花粉症事情
(YOKUMIRU)
アメリカ:花粉症のピークは4~7月
4人に1人と言われるほど、ブタクサの花粉症が多いそうです。
時期としては、北東部では8〜10月、西部だと4〜7月中旬まで。
そのほかにも3月~夏前まで、オオバコ、ドクムギ、ヒロハノウシノケグサなど、様々な花粉症の人がいます。
地域によっても原因植物が様々で、アリゾナ州などの中西部ではジュニパーやアカシア、
カリフォルニア州などの南部ではオーク、ニレ、ウォルナッツなどの花粉が原因となっています。
時期としては、北東部では8〜10月、西部だと4〜7月中旬まで。
そのほかにも3月~夏前まで、オオバコ、ドクムギ、ヒロハノウシノケグサなど、様々な花粉症の人がいます。
地域によっても原因植物が様々で、アリゾナ州などの中西部ではジュニパーやアカシア、
カリフォルニア州などの南部ではオーク、ニレ、ウォルナッツなどの花粉が原因となっています。
すると、最初の記事は「ブタクサ花粉(Ragweed)」が相当するようですね。
ちなみに、「世界三大花粉症」は、
・日本のスギ花粉症
・米国のブタクサ花粉症
・欧州のカモガヤ花粉症
だそうです。
えっ、昔は「欧州はシラカバ花粉症」だったのに・・・。