終わる季節になりました。
自身花粉症の私も、マスク・ゴーグルなしで症状がほとんど出ません。
一方、先週あたりからレギュラーメンバーのイネ科花粉症患者さんが受診するようになり、花粉症の種類で季節を感じる今日この頃です。
ネットで見かけた花粉症の話題をいくつか:
■ 花粉症デビュー7・4歳 若年化、食生活も原因?
(2012.5.2 産経新聞)
子供の“花粉症デビュー”は平均7・4歳、医師の9割が「子供の花粉症が増えた」と感じている-。気象情報会社ウェザーニューズ(東京)のアンケートで、花粉症の若年化が進んでいる可能性が浮かび上がった。調査に協力した医師からは、はっきりした要因は不明だが「高タンパク、高カロリーの食事をする子供が増えている」「免疫力の低下」などの見方が出たという。
同社の携帯電話サイトの利用者らを対象に4月に調査。約3万人の有効回答をまとめたほか、医師50人にも質問した。自分の子や周りの子供は何歳ぐらいから発症しているか尋ねた結果、4~6歳の発症が最多の27・4%。次いで7~9歳の17・5%、0~3歳の17・4%で、平均7・4歳となった。子供ではなく回答者本人を対象に、いつから花粉症になったか尋ねたところ「10年以上前」が23・9%で最多。花粉症でないとの回答は18・2%だった。
花粉症発症年齢の低年齢化はよく話題になりますが、あらためて数字を見るとちょっと驚かされますね。それでも今シーズンは大量飛散の昨シーズンより子どもの新規発症者は少ない印象でした。
それにしてもこのニュース、医者の印象だけで「高タンパク、高カロリーの食事をする子供が増えている」「免疫力の低下」などとタイトルを付けないで欲しいですね。
■ 花粉症に朗報-林野庁、「少花粉スギ」の供給拡大
(2012年05月02日 日刊工業新聞)
林野庁は通常のスギよりも花粉の発生量が少ない「少花粉スギ」などの年間苗木供給量を、2017年度までに現在に比べて約8・5倍の1000万本にする。花粉症対策の一環。少花粉品種の採種園の造成・改良を支援するほか、関東圏に比べて普及が遅れている関西圏や九州などで少花粉品種を普及させる。
林野庁は秋田県、大分県などの産地の特性に応じ、現在、少花粉スギ135品種、少花粉ヒノキ56品種、無花粉スギ2品種を開発している。花粉症対策の一環として05年度から少花粉スギの普及を開始した。
東京都などの首都圏は花粉症患者が多いため、花粉症対策への関心が高く、少花粉スギへの置き換えがほぼ100%に達している。一方、関西や九州など西日本地域では数%にとどまっているのが実情だ。このため各県や地域の協議会を通じ、少花粉品種への置き換えを促す。伐採時期を利用して転換を急ぐ。
こちらもよく話題になります。ただ、下記の疑問に答える内容はいつも皆無;
・治水対策としては針葉樹より保水力に優れた広葉樹を選択すべきなのになぜスギにこだわるのか?
・木材として利用しないなら、スギを植えるメリットは何か?
誰か教えてください。
それから、スギ花粉症の二次的弊害の記事を;
■ 献血:春は不足気味 年度替わり多忙、花粉症の薬で不可 県センター、PR懸命 /兵庫
(毎日新聞 2012年04月18日)
春の陽気がようやく本格化する中、県内の献血事業がピンチを迎えている。年度替わりの忙しさから献血に協力する人が減る上、花粉症対策で服用した薬が原因で、血液を利用できないケースが増えるからだ。献血を利用した血液製剤の需要が高まる中、何とか血液を確保しようと、県赤十字血液センターは献血キャンペーンを展開している。
同センターによると、県内で献血の受け付けをした人を月別にみると、04~11年度の8年間の平均で4月は2万1084人と6番目で、目立って少ないとは言えない。ただ、献血に協力する人が減るのを見計らい、キャンペーンなどで下支えしているのが実態だ。
春に献血をする人が減るのは、団体で協力する企業や大学が新年度や新学期で多忙を極め、献血への協力が難しくなることが背景にある。さらに、花粉症の流行で恒常的に薬を服用する人が急増。せっかく献血の受け付けをしても、大半が医師の内診などで「血液が利用できない」と判断されてしまうからだ。
これも毎年話題になる事項ですね。
自身花粉症の私も、マスク・ゴーグルなしで症状がほとんど出ません。
一方、先週あたりからレギュラーメンバーのイネ科花粉症患者さんが受診するようになり、花粉症の種類で季節を感じる今日この頃です。
ネットで見かけた花粉症の話題をいくつか:
■ 花粉症デビュー7・4歳 若年化、食生活も原因?
(2012.5.2 産経新聞)
子供の“花粉症デビュー”は平均7・4歳、医師の9割が「子供の花粉症が増えた」と感じている-。気象情報会社ウェザーニューズ(東京)のアンケートで、花粉症の若年化が進んでいる可能性が浮かび上がった。調査に協力した医師からは、はっきりした要因は不明だが「高タンパク、高カロリーの食事をする子供が増えている」「免疫力の低下」などの見方が出たという。
同社の携帯電話サイトの利用者らを対象に4月に調査。約3万人の有効回答をまとめたほか、医師50人にも質問した。自分の子や周りの子供は何歳ぐらいから発症しているか尋ねた結果、4~6歳の発症が最多の27・4%。次いで7~9歳の17・5%、0~3歳の17・4%で、平均7・4歳となった。子供ではなく回答者本人を対象に、いつから花粉症になったか尋ねたところ「10年以上前」が23・9%で最多。花粉症でないとの回答は18・2%だった。
花粉症発症年齢の低年齢化はよく話題になりますが、あらためて数字を見るとちょっと驚かされますね。それでも今シーズンは大量飛散の昨シーズンより子どもの新規発症者は少ない印象でした。
それにしてもこのニュース、医者の印象だけで「高タンパク、高カロリーの食事をする子供が増えている」「免疫力の低下」などとタイトルを付けないで欲しいですね。
■ 花粉症に朗報-林野庁、「少花粉スギ」の供給拡大
(2012年05月02日 日刊工業新聞)
林野庁は通常のスギよりも花粉の発生量が少ない「少花粉スギ」などの年間苗木供給量を、2017年度までに現在に比べて約8・5倍の1000万本にする。花粉症対策の一環。少花粉品種の採種園の造成・改良を支援するほか、関東圏に比べて普及が遅れている関西圏や九州などで少花粉品種を普及させる。
林野庁は秋田県、大分県などの産地の特性に応じ、現在、少花粉スギ135品種、少花粉ヒノキ56品種、無花粉スギ2品種を開発している。花粉症対策の一環として05年度から少花粉スギの普及を開始した。
東京都などの首都圏は花粉症患者が多いため、花粉症対策への関心が高く、少花粉スギへの置き換えがほぼ100%に達している。一方、関西や九州など西日本地域では数%にとどまっているのが実情だ。このため各県や地域の協議会を通じ、少花粉品種への置き換えを促す。伐採時期を利用して転換を急ぐ。
こちらもよく話題になります。ただ、下記の疑問に答える内容はいつも皆無;
・治水対策としては針葉樹より保水力に優れた広葉樹を選択すべきなのになぜスギにこだわるのか?
・木材として利用しないなら、スギを植えるメリットは何か?
誰か教えてください。
それから、スギ花粉症の二次的弊害の記事を;
■ 献血:春は不足気味 年度替わり多忙、花粉症の薬で不可 県センター、PR懸命 /兵庫
(毎日新聞 2012年04月18日)
春の陽気がようやく本格化する中、県内の献血事業がピンチを迎えている。年度替わりの忙しさから献血に協力する人が減る上、花粉症対策で服用した薬が原因で、血液を利用できないケースが増えるからだ。献血を利用した血液製剤の需要が高まる中、何とか血液を確保しようと、県赤十字血液センターは献血キャンペーンを展開している。
同センターによると、県内で献血の受け付けをした人を月別にみると、04~11年度の8年間の平均で4月は2万1084人と6番目で、目立って少ないとは言えない。ただ、献血に協力する人が減るのを見計らい、キャンペーンなどで下支えしているのが実態だ。
春に献血をする人が減るのは、団体で協力する企業や大学が新年度や新学期で多忙を極め、献血への協力が難しくなることが背景にある。さらに、花粉症の流行で恒常的に薬を服用する人が急増。せっかく献血の受け付けをしても、大半が医師の内診などで「血液が利用できない」と判断されてしまうからだ。
これも毎年話題になる事項ですね。