かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

遂にジブリール氏退場!

2005-08-27 23:29:55 | アニメ特撮
 今日から新しい小説「夢曼陀羅 円光地獄変」の連載を開始しました。週1更新で冬コミ前まで続けることになるでしょう。しばらくお付き合い願えれば幸いです。それにしても久々にまともな更新のようで、最初の設定に手間取ってしまいました。ある程度まで出来てしまえばあとはルーチンで更新できるんですが、原文の再推敲なども含めて、もぅ少しそこまでには時間がかかりそうです。

 さて、いよいよ佳境に入った種デスは、遂にジブリール退場の時を迎えました。とんでもない必殺兵器をひっさげて頑張ったジブリール氏ですが、所詮ラスボスの器ではなかったということなのでしょう。それにしても、逆転のための新兵器を捨てて月基地を脱出して、その後一体どうするつもりだったのか。いっそ脱出に成功してしばらく表舞台から消え、ラストでまた登場、何て言う展開があっても良かったような気もします。もっともそれには残り話数が少なすぎますけど。
 少ないと言えば最期はどう締めるのか、ラスボスは議長と言うことになるのでしょうが、どうやって皆が倒すべき敵と納得するように議長を設定するのか。このままアークエンジェルが空に上がっても、テロリスト集団としてミネルバやイザーク達ザフト全軍にエターナル共々袋叩きにあうしかなく、その行動を支持するのは地球側でもオーブただ一国のみ。これではたとえ議長を倒したとしても、悪役にしかなりません。どこかで議長が衣の下の鎧を全人類に見せつけて、今更ながらやっつけないといけない敵だ、という共通認識を醸成する必要があると思うんですが、それにはいかにも残り時間が少なすぎるように思えてなりません。前のザラ議長は、もともと悪人面だし、やっつける理由作りには手間取りませんでしたけど、デュランダル議長はあれほど単純にはいかないでしょう。話をひねっている時間があるのか、どんな話にもっていくのか、楽しみと言えば楽しみ、それより不安の方が募るという所でしょう。
 それからルナマリア、今日こそ戦死するか、とちょっと身構えてしまいました。レイがやたらと冷たいし、ひょっとしてレイが見殺しにするとか、それを見てシンがレイに怒りと疑問を抱くとか、そんな展開でもあるんじゃないか、と見入ってしまいました。それが案外あっさりと基地奥深くまで飛び込み、ちゃんと仕事して生還したので、拍子抜けいたしました。結局妹との再会シーンがあると言うことなのかも知れません。それはともかく、レイにしてもデュランダルにしても、ここに来てやたら発言がマイナスイメージになってきているのが気になります。急ぎすぎ、というか、強引すぎると言うか。最期の最期で仮面を脱ぎ捨て、という形では駄目だったんでしょうか?
 ネオはムウではなく、とうとうネオで押し通すみたいですね。せっかく記憶も戻りつつあったのに。新しい機体としてアカツキをもらったりして。アカツキはストライクより格段に防御力は強そうなので、前作のラストと同じ状況でも生き残れるのかも知れません。案外それを意識して、同じ状況を演出してマリュー艦長を狼狽させ、きざなセリフと共に生きて帰るようなシーンを描いたりするのかも知れません。それよりも地球軍からオーブ軍へあんなに簡単に鞍替えできるんでしょうか? アークエンジェルだって正式にオーブ軍に編入されてしまうとまずいような気がするんですが、もうそう言うこともどうだっていい段階なんでしょうね。
 こうして、長らく楽しんできた種デスも、とうとう最終コーナーを回ってしまいました。前作よりも時間的に厳しいような残り話数ですが、最期までじっくり楽しみたいと思います。

コメント
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