かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

今頃なんなんですが、ようやくアニメ「ひぐらしのなく頃に解」を観終わりました。

2008-09-23 22:46:02 | アニメ特撮
 麻生新内閣と言う話になって、農林水産大臣には石破氏が就任の予定、との報道を見ました。ただ、農政に関してはどれだけ理解があるか、少なくとも自他共に認める軍事関係には遠く及ばないのではないでしょうか。過去農林水産政務次官や農林水産総括政務次官なんて職についておられるときもありましたが、いずれも短期間ですし。それでも、国民にかんで含めるように語ることも出来れば雄弁に檄を飛ばすことも出来る、多分、今までのどの農水大臣よりも国民の信頼を勝ち取れるかもしれない大臣が誕生することが期待できそうです。願わくばなるべく長く仕事をしてもらいたいと言うところですが、残念ながら今次内閣は選挙管理内閣と聞いておりますから、仮任命程度の重みにしかならないかもしれないのが、残念です。
 
 さて、今日は1日フリーになった時間を利用して、「ひぐらしのなく頃に解 全24話」一気視聴に取り組みました。一部はオンエアで観ていたのもありますし、土日に少しだけ観たものもありますのでそれらは省いたり早送りして片付けましたが、それでもほぼ丸一日、モニターの前に陣取ることになりました。まあ結構大変でしたけど、話の内容はすっきり理解できましたし、最終的なカタルシスまで得られたのでたまにはこういう見方も悪くはないかと思います。
 感想といたしましては、いわゆるパラレルワールドモノとして十分面白かった、というところでしょうか。私は基本的にホラーは好きなのですが、いわゆるスプラッタなものは苦手としております。このお話は大体においてそういう苦手表現が満載される何とも目を覆う場面が多々現れ、確かオンエア時も事件の関係で放送を中止だか延期だかされた時もあったように記憶しておりますが、地上波アニメとしての表現規制も多少はあったのか、全体に比較的冷静に観ることができました。
 お話としては、後半、どうも都合よく物事が動きすぎる嫌いを感じましたが、何十回、何百回と果てなく繰り返される惨劇の数週間の中にも、何もかも裏目、裏目に出る大凶な世界もあれば、くじ引きの大当たりみたいに何もかもうまくいく世界もあったんだ、それを手繰り寄せたのは友人達との強い絆だった、という王道解釈で納得しておきます。それに、個人的にこういう我慢に我慢を重ね、最後の最後で大逆転に成功する、と言ういかにも日本情緒豊かなお話は単純に好きなのです。それにこのお話には、私のもう一つ好きな要素である、強くて頭もよい実力者が、ほんの些細なことから次々と障害に突き当たり、最後には転落していく、と言う物語も描かれておりますし。
 そしてなによりも、同人のノベルゲームからスタートしてここまでメジャーな存在に成り上がったというそのいさおしを、まずは素直に賞賛したいと思います。面白い娯楽作品でした。

 
コメント
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