かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

あまりこれまで観た記憶のないような夢を二つ記録しておきます。

2011-04-08 22:58:09 | 夢、易占
 久々の雨に何となくほっとする一日でしたが、しとしと雨なので今は盛りの桜も、もう少し保つことでしょう。明日午後から明後日にかけては、一番の見頃になっているんじゃないかと思います。
 さて、今日は久々に記憶に残る夢を二つ見たので、その記録をしておきましょう。
 一つ目。
 何か大事なモノ(服のたぐい?)を、猫がどこかに引っ張っていってしまったらしい。家の中のどこかにその猫のねぐらがあるのだが、よく分からない。そのうちに、その猫を発見した。毛並みが極上の黒猫で、小柄ながらしなやかな体つきが実に美しく、観ていて惚れ惚れしてしまう。この猫が引いていったに違いない、というわけで、私は猫を追い回し、壁際に追い詰めた。すると猫はひらり、とタンスの上に逃げて行った。私もどうやって登ったのか、天井に頭をこすりつけるようにしてタンスの上によじ登った。タンスの上には靴の箱くらいの小ぶりの箱がいくつも置いてあり、タンスの奥と手前に壁の両側のように無造作に積み上げられて、その上にやや大きめの箱が屋根のように覆いかぶさっていた。黒猫はこの中にいるらしい。よく見てみると、ハツカネズミくらいの小さな黒いぷよぷよしたものが2つか3つ、転がっていた。大きな芋虫、といった様子だが、ごく小さな手足が付いているのが見える。猫の赤ちゃんだ、と私は思った。まだ毛も生えていない胎児状態のそれがもぞもぞと動いているが、肝心の猫の姿は見えないし、引かれていった物も見当たらない。あの箱のトンネルの奥なのだろう、と当たりをつけたものの、赤ちゃんがいるとなると親猫も必死になって抵抗するかもしれず、そうなると引っかかれたり噛み付かれたりとあまり嬉しくない状況になってしまうかもしれない。そう考えた私は、さてどうしたものか、と考えながら、猫の赤ちゃんを見下ろしていた。

 二つ目。
 車を運転している。いつも乗っている軽ではなく、オートマの大きめな乗用車だ。助手席には職場の同僚Oさんが乗っている。どこか山手の方に出かけるところらしい。ゆったりとした登りのカーブを時計回りに走って少しずつ高度を上げていく。走っている車はほとんど無いが、ネズミ捕りなどの可能性を考えると、あまりスピードは上げ過ぎないよう注意してゆっくりと上がっていく。と、正面に真っ白な雪を頂いた山が見えた。途端に道も白く凍りついたアイスバーンに変化し、急に足元が不安定になってきた。それでも何とか速度を落とし、だましだまし登っていったが、とうとう車が滑って横倒しになり、上り車線を塞いでしまった。車が来ないのが幸いだったが、早くどけないといつ車がやってくるかもしれない。私は焦りながらもゆっくりとエンジンを吹かし、ソロリ、と車を動かしてみた。滑るばかりで全く動けないか、と一時は覚悟したが、幸いなんとかタイヤが凍った路面を噛み、少しずつ車が動き出した。後はブレーキを踏まないこととエンジンの回転を保って急な加速をしないように意識する事に集中した。いつの間にか、前輪のタイヤが縦に4つに割れ、4つの薄い円盤になってしまった。これで登れるのだろうか、と不思議に思いつつも、その薄い4枚のタイヤが溶けてシャーベット状になった積雪をけちらし、車を目的の方へ引っ張っていくのを、頑張れと応援しつつハンドルを握っていた。

 さて、うちは猫を飼ってはいませんし、個人的に猫はあまり好きではないので、何故このような夢をみたのか、ちょっと理解に苦しんでいます。夢占いによると猫には幸運を象徴することもあるそうなので、これが正夢なら、美しいと感じたぶんだけ何かいいことがあってくれるかもしれません。
 もうひとつの雪山の方も、不思議といえば不思議な夢です。どんな暗示がそこに隠されているのか、解ける日が来ればいいのですが。

コメント
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