昨日は花粉症対策に抗アレルギー剤を服用して寝ましたら、ほとんど横になったと同時に意識を失い、そのまま朝10時頃までぐっすり熟睡してしまいました。一応7時頃一度目がさめたような気がしたのですが、結局はっきり意識が覚醒して寝床から起き上がったのは、就寝後10時間以上経過してからでした。相変わらず恐ろしいまでの睡眠薬効果です。もっとも、薬の効果も絶大で、今日はくしゃみも頭重感も全くなく、快適な一日でした。雨が降ったので花粉が少なかったのかもしれませんが。
さて、マウスの実験ですが、人間換算で60歳台のマウスに同じく20歳台の若いマウスの血を輸血した所、老いたマウスの脳の海馬に変化が生じ、いわゆる若返り効果が認められたのだそうです。米カリフォルニア大学サンフランシスコ校などの研究チームが、イギリスの医学誌ネイチャー・メディスン投稿した論文だそうで、将来、若者の血液が、年老いた脳の機能低下に対する治療薬になるかもしれない成果とのことです。
できれば単に血液、というだけでなく、血液のどの部分が効果を生じせしめたのかが知りたいところです。血漿か、赤血球か白血球か、など、簡単に分けることもできるでしょうから、調べるのも比較的容易なのではないかと思われます。多分、若いぶん抗酸化活性が高い血漿成分や酸素搬送力の高い赤血球が効いているのか、あるいは若さゆえに免疫力が高い成分が多いとかなのか、といったところなんじゃないかと思うのですが、続報を期待したいです。
ただ、このニュースを読んで一番に思い浮かんだのは、昔、澁澤龍彦の著書で読んだ稀代の悪女エルゼベェト・バートリ伯爵夫人のエピソードでした。16~17世紀初頭のハンガリー王国の貴族だったこの女性は、おのが若さを保つために600人以上の若い女性を惨殺してその血を浴びたり飲んだりした、という古今まれに見る殺人鬼でした。輸血じゃなくて浴びたり飲んだりして果たして効果があったのかという点にはかなり疑問がありますが、一応は若い血に若返りの効果がありそうだ、ということが科学的に証明されつつあるわけです。でも、400年前の伯爵夫人の悪夢が現代に再現、なんていうホラーなことにはならないように、研究を進めて確実な成果を上げてもらいたいものです。
さて、マウスの実験ですが、人間換算で60歳台のマウスに同じく20歳台の若いマウスの血を輸血した所、老いたマウスの脳の海馬に変化が生じ、いわゆる若返り効果が認められたのだそうです。米カリフォルニア大学サンフランシスコ校などの研究チームが、イギリスの医学誌ネイチャー・メディスン投稿した論文だそうで、将来、若者の血液が、年老いた脳の機能低下に対する治療薬になるかもしれない成果とのことです。
できれば単に血液、というだけでなく、血液のどの部分が効果を生じせしめたのかが知りたいところです。血漿か、赤血球か白血球か、など、簡単に分けることもできるでしょうから、調べるのも比較的容易なのではないかと思われます。多分、若いぶん抗酸化活性が高い血漿成分や酸素搬送力の高い赤血球が効いているのか、あるいは若さゆえに免疫力が高い成分が多いとかなのか、といったところなんじゃないかと思うのですが、続報を期待したいです。
ただ、このニュースを読んで一番に思い浮かんだのは、昔、澁澤龍彦の著書で読んだ稀代の悪女エルゼベェト・バートリ伯爵夫人のエピソードでした。16~17世紀初頭のハンガリー王国の貴族だったこの女性は、おのが若さを保つために600人以上の若い女性を惨殺してその血を浴びたり飲んだりした、という古今まれに見る殺人鬼でした。輸血じゃなくて浴びたり飲んだりして果たして効果があったのかという点にはかなり疑問がありますが、一応は若い血に若返りの効果がありそうだ、ということが科学的に証明されつつあるわけです。でも、400年前の伯爵夫人の悪夢が現代に再現、なんていうホラーなことにはならないように、研究を進めて確実な成果を上げてもらいたいものです。
