かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

口汚く罵って自ら品格を貶めるのは残念なことだと私は思います。

2014-05-02 23:31:04 | Weblog
 今日の日差しは、来る夏の様子をうかがうに足る強烈なもののように感じました。熱いというより、痛いと表現したくなる光の強さ。もちろんこのまま一気に夏になるなどということはなく、一進一退して季節が進んでいくには違いないのでしょうが、紫外線が最も強くなる季節でもあること、そろそろその対策を講じなければならないだろうな、と思います。

 さて、在日特権を許さない市民の会副会長の八木康洋氏が、会社から懲戒処分を受けたそうです。在日韓国・朝鮮人のみが持つ在日特権をなくすことを求めている団体の活動で、個人的にはその趣旨自体には大いに賛同する組織ではありますが、その活動そのものが懲戒に当たる、というのはさてどんなものでしょうか。「思想・信条の自由」や「表現の自由」は憲法が認める権利であり、我が国においては、どんな極論も比較的ゆるやかに認められる自由が確立しています。しかも活動そのものは仕事とは関係なく私生活の中でのものであり、企業による懲戒処分は、ちょっとなじまないようにも感じられます。ただ、八木副会長は自身の勤め先を公開しており、会社からも、人種差別に基づく発言をやめるように警告されていたそうです。従って、その活動が企業のイメージを損なう可能性も大きかったかもしれない点は、企業が処分を課すに足る内容とされる場合もあるそうです。
 個人的には、先に書いたとおり団体の主旨には賛同するものですが、その活動内容、特に在日を口汚く罵るような言動には残念ながら賛同致しかねるものがあります。相手が口汚く罵ってくるからといって、こちらも同じ土俵で勝負しなければならない道理はありません。罵声を浴びせるのではなく、あくまでも高潔なる日本人として品位を持って相手を論難し、粛々とその特権を失効させるべく活動してもらいたいと思うのです。目的が正しければ手段を問わない、というような事のないようにしていただければ、と思います。

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