かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

『島風」発見! 70年以上経た今になっても、当時の特徴が見いだせるのが凄いですね。

2017-12-15 22:49:59 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は2.1℃、最高気温は10.2℃、五條市アメダスの最低気温はー0.8℃、最高気温は9.9℃でした。穏やかに晴れ渡った今日は、暖かな日差しが存分に振る舞われ、4日ぶりに奈良市では10度を超えました。ただ、4日前は雨の天気だったので、今日のほうが余程暖かく感じ、冬晴れの気持ち良いる一日となりました。明日はまだマシですが、日曜日からはぐっとまた気温が下がって寒々しくなるそうです。どうやら昨日の蜘蛛の夢は杞憂となりそうですが、油断したら即寝込むことになりかねないので、身体が冷えに慣れるまでは重々注意して過ごすことに致しましょう。

 さて、マイクロソフト社の共同創業者であるポール・アレン氏が率いる海底遺跡の専門家チームが、フィリピン中部の海底で駆逐艦島風の残骸とみられる沈船を発見、写真をFACEBOOKに公開しました。写真には、島風だけが搭載していた5連装魚雷発射管の姿や、主砲? のように見える二本の砲身が捉えられており、被写体はほぼ確実に島風であろうと思われます。このチームは、12月7日にもレイテ沖海戦でスリガオ沖にて撃沈した戦艦山城、扶桑や、2年前には戦艦武蔵と見られる艦も発見するなど多くの成果を挙げており、今回の発見もそうした調査活動の中で得られた成果のようです。
 今や海の墓標として朽ち果てた状態で魚やイソギンチャクなどの巣になっていますが、沈没地点や艦体の破損具合などを見るだけでも色々と当時の状況を手繰る手立ての一つにはなりそうで、戦後70年以上経過した今となっては、素晴らしい一級の歴史的資料になるのではないかと素人目には思えます。
 さすがに今更引き揚げたりする必要はないとは思いますが、こうして得られた情報は、それぞれの艦に乗って国のために戦った勇士達の鎮魂に役立ってくれたらいいなと思います。

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