かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

護衛艦「いずも」空母に改修、戦闘機の運用を出来るようにするらしいです。

2017-12-26 20:00:31 | Weblog
 今日の奈良市アメダスの最低気温は3.8℃(0:11)、朝は4℃位、最高気温は8.5℃、五條市アメダスの朝の最低気温は3℃、最高気温は8.6℃でした。今日は一応空は晴れていましたが、半分くらいは常に雲で隠れており、ほとんど日差しが届かない一日になりました。季節風も強めに吹き、気温以上に体感は寒々しく感じられました。また寒波が来ていますし、しばらくはこんな寒さに震える日が続きそうです。

 さて、海自最大の護衛艦で全通平甲板を持つ「いずも」を、現在のヘリ空母からF35Bを発着艦させることが出来る本格的な空母に改造する計画を政府が検討しているのだそうです。ようはジェット機の吐き出す熱に甲板が耐えられるようにするとのことで、張り替えるのか、耐熱材を表面に処置するのかするのでしょう。運用機数は10機程度だそうで、これが実現すれば、いよいよ我が国も小型とは言え本格的な航空母艦を手にする事になるわけです。さすがにかつての帝国海軍時代のノウハウなど残ってないでしょうし、あってもレシプロエンジンの時代と今のジェット機の時代では運用方法なども色々違うでしょうからそうそう参考にもならなかったでしょうが、本格的な平甲板空母を世界で初めて建造し就航させた我が国の遺伝子なら、新たな空母時代も無難に切り開いていけることでしょう。
 とは言え、やはりいささか小さすぎるきらいはあります。鳳翔も建造当初はともかく、じきに航空機の大型化時代を迎えてそのコンパクト過ぎる艦体のために使えなくなってしまいましたが、「いずも」もいくらF35Bが短距離で離発着出来る飛行機だからと言っても、あまりに狭い甲板では運用するのが大変でしょう。ならば鳳翔と同じように、新空母「いずも」も航空母艦運用のための実験艦にしておいて、そのデータを元に今度こそ「本格的な」航空母艦をイチから設計して、海に浮かべると良いと思います。
 それにしても、「攻撃型空母」は保有できないとする政府見解だそうですが、「攻撃型空母」って結局なんなんでしょうね? そもそも「攻撃」ってなに? いい加減つまらない言葉遊びなど止めて、我が国を防衛するための戦う力なのですから、堂々と作って運用すれば良いと私は思います。




コメント (1)
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