かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

メーデーとかち合う天皇即位の儀、一体どうするんでしょうね?

2017-12-07 20:23:11 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は0℃、最高気温は11.3℃、五條市アメダスの最低気温は−2.1℃、最高気温は12.3℃でした。今朝こそ奈良市でも氷点下になったか? と思いましたが、辛うじて(ー)表記はありませんでした。一方五條市はしっかり氷点下で、日が変わった位からずっと氷点下を記録していました。まだ大丈夫とは思いますが、もう少ししてこのような気温になったなら、道も大分危なっかしくなっていたかもしれません。一方昼間はしっかり晴れて気温も上がりました。4日ぶりの2桁気温でしたが、これでしばらくお預けかもしれません。明日の雨の後はまた寒波が来るらしいですから、寒い寒い日が続きますね。

 さて、皇太子殿下が即位される2019年5月1日は、労働組合の催し「メーデー」の日でもあります。といいつつも、最大労組の連合は、もう随分前から5月1日にはこだわらず、日をずらして開催しており、この年については4月27日に開く予定なのだそうです。
 一方、共産党系の全労連と社民党系の全労協は毎年5月1日にこだわり、この年も5月1日開催で押し通すみたいです。
 全労連議長の小田川義和氏は「5月1日に実施することで準備を進めていきたい。歴史を振り返っても5月1日の実施にこだわるのは必然。労働者の闘いの歴史を継承したい」とし、渡辺正道事務局次長は「退位や即位に関する奉祝行事が想定されるが、会場使用やパレードへの制限は憲法順守の立場から許すべきではない」と述べたとのこと。
 東京全労協も「地理的に皇居に近いという点は気になるが、例年のように5月1日に労働者を集めることしか考えていない」とのコメントを出しているそうで、譲る気はないみたいです。
 個人的には、何を頑なに突っぱねているのやら、大人げない、と嗤いたくもなるような話ではありますが、労働組合としてはそのこだわりを貫かずして何の労働者の組織ぞ、という気概もあっての発言なのでしょう。その頑なさこそが余裕の無さのように見え、稚気あふれるようにも見えてしまう気がするのですが、負けると判っていても戦わねばならない時がある、という頑固さは、それなりに評価できる部分もあります。まあ、公権力により、日の変更か会場の変更要請が打診され、それを突っぱねたところで5月1日の会場利用不許可、デモ行進の禁止、なんていう処置が多分取られるんじゃないでしょうか? 大多数の国民は特段の問題意識もなくそれを是とするでしょうし、その際に反発して行動を起こし、騒ぎを大きくするだけの組織力が今の労働組合に果たしてあるのか、その時共産党と社民党は、公党としてどう対応するのか等々、ある意味見ものではあると思います。
 まあ今はこう言っておいてメンツを保ちつつ、日が近くなったら混乱を避けるため、とかなんとか適当な大義名分を建てて、日程変更か会場変更に同意する、というオチもあるかもしれませんね。


 
コメント
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