今朝の奈良市アメダスの最低気温は7.7℃、最高気温は12.2℃、ただし夜中の2:28の記録、昼間は11.1℃でした。五條市アメダスの最低気温は6.9℃、最高気温は12.1℃、ただしこちらも夜中の1:50で、昼の最高は9.5℃でした。昨夜は夜更けになるほど気温がわずかずつ上がっていく変な日でしたが、結局今朝未明まで上がり続け、今日の昼はその気温を凌駕できなかったわけです。今日は一日曇り空で時折けぶるような雨が降る天気でした。これで大雨だと、昨日無くした傘を思って泣いていたことでしょうが、幸いにして大した降りにもならず、降雨時も屋内に居たので全く実害はありませんでした。明日からはこのうっとおしい空気が晴れて春らしい日が暫く続くようです。3月も終盤を迎えつつありますし、そろそろこんな寒々しい気候とはお別れしたいものです。
さて、アメリカで、自動運転中の車が歩行者をはね、死亡させてしまった事故がありましたが、その車に積んであったドライブレコーダーの記録動画を、アメリカ・アリゾナ州のテンペ警察署が公式Twitterアカウントで公開しました。事故現場はほとんど街灯が無いほぼ漆黒の闇の中で、突然真正面に、ヘッドライトで浮かび上がった自転車を押して左から右に道路を横断する女性の姿が見えた、と思った次の瞬間には、既に事故が起こってました。これは、ヒトが運転していても避けられなかったかもしれませんが、このような暗闇の道で対向車もなければ、ヘッドライトもハイビームにしていたでしょうし、それならひょっとしたらもう少し手前で横断者を発見し、事故を回避できたやもしれません。
しかし、このような暗闇とか、夜の雨とか、ヒトも安全に走るのが難しくなるような環境でこそ自動運転車には威力を発揮して欲しいものですが、一体どんなセンサーを積んでいたんでしょうか?
不幸にも新しい技術の成熟過程で起こった、避けることは難しい事故の一例だったということになのでしょうし、事故原因やその改善方法はこれから技術的に突き詰められていくとして、問題は、このような事故が起こった場合の責任はどこに所在するのか、という話です。
国土交通省が先日20日に発表した、自動運転中の車が事故を起こした際の自賠法上の責任主体などについての報告書では、「自動運転車と手動運転車が混在する当面の「過渡期」は、迅速な被害者救済のため、現行の自賠法で定めている自動車所有者(運行供用者)に事実上の無過失責任を維持する」とされています。乗ってるだけで責任を課せられるのは理不尽にも思いますが、現行制度ではその責任の所在が宙ぶらりんでは事故被害者を救済する方法がありませんから、これはこれで、不本意ながら納得せざるをえない話かと思います。しかし、これを下敷きに、刑事責任まで課せられるような事になってはいけないと思います。誰が悪いのか、なんていう悪者探しよりも、できるだけ確実に被害者を救済するための仕組みを、早急に考えていかねばならないでしょう。いっそメーカーや保険会社、国が一体となって、自動運転基金といった、自賠責に替わる事故補償制度でも作ってみてはいかがかと思います。
さて、アメリカで、自動運転中の車が歩行者をはね、死亡させてしまった事故がありましたが、その車に積んであったドライブレコーダーの記録動画を、アメリカ・アリゾナ州のテンペ警察署が公式Twitterアカウントで公開しました。事故現場はほとんど街灯が無いほぼ漆黒の闇の中で、突然真正面に、ヘッドライトで浮かび上がった自転車を押して左から右に道路を横断する女性の姿が見えた、と思った次の瞬間には、既に事故が起こってました。これは、ヒトが運転していても避けられなかったかもしれませんが、このような暗闇の道で対向車もなければ、ヘッドライトもハイビームにしていたでしょうし、それならひょっとしたらもう少し手前で横断者を発見し、事故を回避できたやもしれません。
しかし、このような暗闇とか、夜の雨とか、ヒトも安全に走るのが難しくなるような環境でこそ自動運転車には威力を発揮して欲しいものですが、一体どんなセンサーを積んでいたんでしょうか?
不幸にも新しい技術の成熟過程で起こった、避けることは難しい事故の一例だったということになのでしょうし、事故原因やその改善方法はこれから技術的に突き詰められていくとして、問題は、このような事故が起こった場合の責任はどこに所在するのか、という話です。
国土交通省が先日20日に発表した、自動運転中の車が事故を起こした際の自賠法上の責任主体などについての報告書では、「自動運転車と手動運転車が混在する当面の「過渡期」は、迅速な被害者救済のため、現行の自賠法で定めている自動車所有者(運行供用者)に事実上の無過失責任を維持する」とされています。乗ってるだけで責任を課せられるのは理不尽にも思いますが、現行制度ではその責任の所在が宙ぶらりんでは事故被害者を救済する方法がありませんから、これはこれで、不本意ながら納得せざるをえない話かと思います。しかし、これを下敷きに、刑事責任まで課せられるような事になってはいけないと思います。誰が悪いのか、なんていう悪者探しよりも、できるだけ確実に被害者を救済するための仕組みを、早急に考えていかねばならないでしょう。いっそメーカーや保険会社、国が一体となって、自動運転基金といった、自賠責に替わる事故補償制度でも作ってみてはいかがかと思います。