今朝の奈良市の最低気温は5.3℃、最高気温は17.7℃、五條市の最低気温は3.7℃、最高気温は16.1℃でした。今日は朝から一日よく晴れました。これで風が少しあればより素晴らしかったのですが、布団干しや洗濯日和だったのは間違いありません。こう休日にきっちり好天気がはまると実に気持ちがいいものですね。
さて、ウコンの主成分クルクミンを加熱して生じる化合物に胃がんの増殖抑制効果があると、秋田大などの研究グループが発表しました。弱い癌抑制効果があるクルクミンの構造を改変し、胃がん抑制力を高めた物質が、加熱してできる化合物と同じであることが判ったのだそうです。その物質が「GO−Y022」とのこと。これ、ひょっとして研究中色々少しずつ変えて試していた分類番号みたいなもの? まあそれはともかく、ヒト胃癌細胞の増殖抑制効果はクルクミンの5倍、また、細胞死に誘導する能力も高く、胃癌を発生させたマウスにこれを含む餌を食べさせた所、腫瘍が平均で1/3に縮小、体重減少などの副作用も認められないとのこと。
まあいいことづくめのようですが、ウコンは摂取過多で肝臓に負担をかけるという話もありますし、毒にもならないものは薬にもならない、というようなことを薬学系の研究者に聞いたこともありますし、何事も程々が良いということなのでしょう。
それに、論文がネットにありましたのでざっとみてみましたら、GO−Y022を増強するためにカレーを加熱したのが250℃で20分とありました。他をちゃんと読んでないので誤解しているかも知れませんが、ちょっと通常の調理で達成できる加熱条件では無いですから、もしGO−Y022増強カレーを作るなら、別途製造方法を考えないといけないかもしれません。
あと、多分クルクミンやその改変体だけでなくて、多くの漢方薬や香辛料の類を複合的に摂取することで、有用な効果が増強されたり副作用が抑えられたりすることもあるのでしょう。そういう組み合わせの研究は作業量が膨大になるのでそう簡単にやれるものではありませんが、それこそ今流行りのAIの活用などでうまく効率的に進められないかなど、期待が高まります。
さて、ウコンの主成分クルクミンを加熱して生じる化合物に胃がんの増殖抑制効果があると、秋田大などの研究グループが発表しました。弱い癌抑制効果があるクルクミンの構造を改変し、胃がん抑制力を高めた物質が、加熱してできる化合物と同じであることが判ったのだそうです。その物質が「GO−Y022」とのこと。これ、ひょっとして研究中色々少しずつ変えて試していた分類番号みたいなもの? まあそれはともかく、ヒト胃癌細胞の増殖抑制効果はクルクミンの5倍、また、細胞死に誘導する能力も高く、胃癌を発生させたマウスにこれを含む餌を食べさせた所、腫瘍が平均で1/3に縮小、体重減少などの副作用も認められないとのこと。
まあいいことづくめのようですが、ウコンは摂取過多で肝臓に負担をかけるという話もありますし、毒にもならないものは薬にもならない、というようなことを薬学系の研究者に聞いたこともありますし、何事も程々が良いということなのでしょう。
それに、論文がネットにありましたのでざっとみてみましたら、GO−Y022を増強するためにカレーを加熱したのが250℃で20分とありました。他をちゃんと読んでないので誤解しているかも知れませんが、ちょっと通常の調理で達成できる加熱条件では無いですから、もしGO−Y022増強カレーを作るなら、別途製造方法を考えないといけないかもしれません。
あと、多分クルクミンやその改変体だけでなくて、多くの漢方薬や香辛料の類を複合的に摂取することで、有用な効果が増強されたり副作用が抑えられたりすることもあるのでしょう。そういう組み合わせの研究は作業量が膨大になるのでそう簡単にやれるものではありませんが、それこそ今流行りのAIの活用などでうまく効率的に進められないかなど、期待が高まります。