かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

太陽系で最も遠い公転軌道を持つ星が見つかったのだそうな。

2018-12-18 20:09:42 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は4.3℃、最高気温は11.6℃、五條市の最低気温は5.7℃、最高気温は11℃でした。今日は一日よく晴れた気持ちの良い天気でしたが、風が意外なほど冷たく、気温の割には全体としては寒い印象が強い日になりました。夜になって一時バラバラと通り雨がごく短時間降ったみたいですが、その後は気温が急激に下がり、明日朝も結構凍てつく冷え込みになりそうな感じです。

 さて、国際天文学連合(IAU)という、世界中の天文学者が集まって、惑星などに名前をつけたりする国際組織がありますが、その組織にある小惑星センターというところから、太陽から最も遠く離れたところを公転している太陽系天体発見の報告がありました。てっきり、謎の外縁惑星「ニビル」とか「ネメシス」とか言われているやつかと思ったらそうではなく、大体120天文単位の距離を千年かけて公転している準惑星で「ファーアウト(Farout)」と呼ばれているものだそうです。直径は約500キロと冥王星の半分弱位の小ささで、色はピンクがかって見えるとのこと。これは、太陽から遠く離れていて氷が多いことを示すそうですが、よくもまあそんな大きさでそんな遠くの天体が見つけられたものだと感心致します。
 発見は日本がハワイに建設した望遠鏡「すばる」によるものだそうで、11月に発見された後、チリのラスカンパナス天文台で観測が続けられていたとのことです。
 まだ公転軌道は不明で、それがはっきりするまでには何年も観測を続ける必要があるそうですが、これがはっきりしてきたら、ひょっとしたら更にその外側を悠然と遊弋していると思われる「ニビル」の位置とかが見えてくるんじゃないかという期待が募ります。まあそんな簡単には行かないのでしょうが、他にも同じような天体はありそうな気もしますし、是非研究・観測を続けて、我らが太陽系の姿を浮き彫りにしていって欲しいものですね。

コメント
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