今朝の奈良市の最低気温は0℃、最高気温は11.3℃、五條市の最低気温は−2.1℃、最高気温は11.8℃でした。今日は朝から快晴で風もなく、放射冷却が効いて一気に気温が下がりました。庭は霜が降りて真っ白ですし、朝の通勤電車がまた寒かったこと! いくら防寒対策をして出歩いているから暖房はさほど必要ないと言っても、限度があります。朝くらいもう少し暖めておいて欲しいものですが、凍てついた車両を温めるのは難しいのかも知れませんね。
さて、岐阜の豚コレラ禍は未だ終息する気配がなく、今日も関市の7500頭を飼育する養豚場で2頭の陽性反応が見つかり、全頭処分されることになりました。県内6例目の発生ですが、今回はとにかく数が多いです。県はついに自衛隊に災害派遣要請を出し、6千人以上の防疫人員を投入して、一刻も早く処分を片付ける方針です。
しかし本当になかなか収まりませんが、きっちり終息する日は訪れるのでしょうか? 野生の猪が感染源となってあちこちに広げているとのことで、政府はその対策として海外から豚コレラワクチンを入手して餌に混ぜて山に撒き、イノシシにワクチンを「接種」する方法を検討しているそうですが、どれだけ効果があるか疑問に感じますし、この際それこそ自衛隊を動員して山狩りを行い、一時的にでも汚染された地域周辺からイノシシを一掃するくらいの事をしないと、いつまで経ってもダラダラと感染が相次ぐのではないかと思わざるを得ません。
それにしてもコレラなら薬で治せないのか、と思って調べてみたら、人間でも感染後のコレラ対策は、脱水にならないよう適宜ナトリウムやカリウムを溶かした水を補給しつつ、下痢で菌が出ていくまで待つという方法が一般的なのだそうですね。よほどひどい場合は抗生物質で菌を叩きに行くようですが、基本は点滴か経口輸液で水分補給なのだとか。豚に同じ治療を行うわけにも行かないでしょうし、そもそもヒトの場合は脱水症状が嵩じて死ぬことはあっても、コレラ菌で死ぬことは無く、適切に水分摂取を心がければほぼ確実に助かるのに対し、豚コレラの方は感染するとほぼ確実に死ぬそうですから、随分と病態の様相が違います。
何はともあれ、まずは7500頭の殺処分ですが、豚は出荷される時は100キロを超える体重になりますし、処分して運び出すだけでも大変な労力が必要となります。自衛隊も大変でしょうが、連日動員がかかる県職員も限界ではないかと流石に心配になってきます。一日も早い終息を祈念するばかりです。
さて、岐阜の豚コレラ禍は未だ終息する気配がなく、今日も関市の7500頭を飼育する養豚場で2頭の陽性反応が見つかり、全頭処分されることになりました。県内6例目の発生ですが、今回はとにかく数が多いです。県はついに自衛隊に災害派遣要請を出し、6千人以上の防疫人員を投入して、一刻も早く処分を片付ける方針です。
しかし本当になかなか収まりませんが、きっちり終息する日は訪れるのでしょうか? 野生の猪が感染源となってあちこちに広げているとのことで、政府はその対策として海外から豚コレラワクチンを入手して餌に混ぜて山に撒き、イノシシにワクチンを「接種」する方法を検討しているそうですが、どれだけ効果があるか疑問に感じますし、この際それこそ自衛隊を動員して山狩りを行い、一時的にでも汚染された地域周辺からイノシシを一掃するくらいの事をしないと、いつまで経ってもダラダラと感染が相次ぐのではないかと思わざるを得ません。
それにしてもコレラなら薬で治せないのか、と思って調べてみたら、人間でも感染後のコレラ対策は、脱水にならないよう適宜ナトリウムやカリウムを溶かした水を補給しつつ、下痢で菌が出ていくまで待つという方法が一般的なのだそうですね。よほどひどい場合は抗生物質で菌を叩きに行くようですが、基本は点滴か経口輸液で水分補給なのだとか。豚に同じ治療を行うわけにも行かないでしょうし、そもそもヒトの場合は脱水症状が嵩じて死ぬことはあっても、コレラ菌で死ぬことは無く、適切に水分摂取を心がければほぼ確実に助かるのに対し、豚コレラの方は感染するとほぼ確実に死ぬそうですから、随分と病態の様相が違います。
何はともあれ、まずは7500頭の殺処分ですが、豚は出荷される時は100キロを超える体重になりますし、処分して運び出すだけでも大変な労力が必要となります。自衛隊も大変でしょうが、連日動員がかかる県職員も限界ではないかと流石に心配になってきます。一日も早い終息を祈念するばかりです。