かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

平成最後の「天皇誕生日」は、来年以降平日になって祝日にはならないそうです。

2018-12-23 20:31:41 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は7.4℃、最高気温は15.7℃、五條市の最低気温は7.2℃、最高気温は16.3℃でした。今日は意外にも午前中は比較的晴れ間が多く、昼を過ぎてから雲が多くなり、時折にわか雨も降ってくるという空模様になりました。朝から気温高めでしたが、天気のせいかさほど暖かいという感じはないのが何とも残念な感じでした。

 さて、連休中日は天皇誕生日の祝日です。このあたりでは国旗を玄関に飾るなどはまず見られませんが、路線バスは小さな旗を運転席の上辺りでなびかせながら走っています。ところがこの祝日は、来年以降無くなるのだそうです。来春、平成天皇が次代に譲位されるためで、30年親しんできた休日が一日、消えることになります。しかも皇太子殿下の誕生日が2月23日ですが、当然新しい天皇として即位されるまでは天皇陛下ではありませんから、来年のその日が天皇誕生日として祝日になることはありません。つまり来年は、天皇誕生日が無い1年という、物心ついて以来遭遇したことのない年になるというわけです。
 それにしても、明治天皇の11月3日は明治節から文化の日として定着した祝日となり、昭和天皇の4月29日も、みどりの日、後に昭和の日として祝日として今も残されているのに対し、大正天皇や平成天皇の誕生日が祝日として残されないのは何故なのか、考えてみると不思議なものです。在位期間が短かった大正天皇は是非もないと思いますし、代替わりするたびに祝日が増えていくのもどうかとも思いますが、30年に渡って慣れ親しんできた休日が消えてしまうというのは、何とも残念な感じがしてなりません。政府としては、とりあえず平日に戻すということのようですが、崩御ではなく譲位というあたりが祝日化しなかった理由のひとつなのかも知れませんね。

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