かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

京都で消防車の過積載違反が常態化。とは言え別に危ないとかいうものでもないという不思議。

2018-12-08 21:54:13 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は5.3℃、最高気温は10.2℃、五條市の最低気温は4.8℃、最高気温は8.1℃でした。今日は朝から冷え込み、日差しもほとんど無く時折雪も舞う寒々しい一日でしたが、夜になって更に一段と気温が下がってきました。明日朝の冷え具合が今から思いやられます。ひょっとしたらいきなり氷点下になったりするんじゃないでしょうか? とにかく暖かくしなければいけませんね。

 さて、京都市や宇治市、八幡市など京都府下の消防隊が保有している消防車で、車検証に定められている装備重量を超えて積載している過積載状態が多く発生していることが明らかになったそうです。過積載量はおおよそ100キロから600キロ程だそうですが、宇治市などでは車検証の記載事項を変更して再登録し、過積載な違法状態を解消、他の所でも、装備品や積んでいく水の量をを減らすことで違法状態を解消しようという努力が行われていますが、未だに過積載状態が解消できていない事例もあるようです。
 過積載の原因は、「出動隊数が少なく、救助資機材の積み込みが増えた」ため(八幡市)、「現場の判断で資機材を積み過ぎたのが原因とみられる」(舞鶴市)、ということのようです。ようするに、数が減ったのを一台あたりに積む量を増やすことで調整していた、ということなのでしょう。
 それにしても、過積載状態が車の寿命を著しく縮めたり、あるいは重心が上がってひっくり返りやすくなるなど運転に危険な状態になっているというのなら、その過積載は異常であり、違法とされるのはよく分かるのですが、それが単に車検証の再登録で合法になるというのは少し理解に苦しみます。記載変更だけで違法が合法になるとは、それって一体何を目的にしている制度なの? と思ってしまいます。放送法とかもそうですが、社会の変化で時代に合わなくなってきているものはどんどん変えて社会に合わせていくべきでしょう。消防車の過積載など、そんな些細なことで現場の足を引っ張るような法律など百害あって一利なしというものです。

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