社民党ついに消滅かと思いきや、たった一人で踏みとどまるとは。果たしてこの党首の決断は後世どう評価されるでしょう。

　今朝の奈良市アメダスの最低気温は７．８℃、昼の最高気温は１９．５℃、五條市アメダスの最低気温は５．８℃、最高気温は１７．８℃でした。今日は朝から気持ちの良い秋晴れの一日でした。日向ぼっこには最適の日中だったように思います。おかげでたまり気味の洗濯物もよく乾きました。今後も土日ごとにこんな天気ならありがたいのですが。
　明日は同じような好天に恵まれそうです。次の雨は今の所来週の木金との予報が出ています。多分これからは一雨ごとにどんどん寒くなってくるはずです。来週以降は寒さ対策を万全にしていく必要があるかもしれませんね。

　さて、かつての野党第１党だった社民党が現在の野党第１党である立憲民主党へ合流するという話が、今日開かれた臨時党大会で賛成多数で可決したとの報道がありました。ところが、実際は各地方の都道府県連の多くから難色を示された模様で、結局完全な吸収合併ではなく、所属する４人の国会議員のうち、福島瑞穂党首一人を除いて３人が立憲民主党に合流という形で分裂、社民党は看板をかけ続けることになりました。
　いやなんというか、組織が滅びるときというのはこんなものなのかもしれませんね。一度は戦後すぐの混乱期にわずか１年とは言え政権を担い、その後も長らく野党第１党として君臨し、土井たか子党首の時は自民党を凌駕する勢いを示して、「山は動いた」との名言を残す絶頂期を迎えるものの、次の選挙で立候補者を過半数に全く届かない数しか立てられないという党勢の限界点を露呈し、その後は減勢の一途を辿って、自民党社会党さきがけの３党連立政権で時の村山富市党首が総理大臣になりはしたものの、その時にそれまでの党是を軒並み反故にしたのが致命傷となったようでその後一気に凋落、少数政党に転落しつつ余命を永らえ今に至るという、そのうち大河ドラマにでもなるんじゃないかと言うような栄枯盛衰の歴史を描いてくれましたが、それももはや党首一人とあっては黒海での影響力は無所属議員と何ら変わらず、政党そのものの存立の危機に立っていると言えます。ここから不死鳥のごとく勢いを取り戻すというのはさすがによほどの楽天家でも想像することは難しそうですが、果たして次の選挙がトドメとなるのか、まだそれなりに固い地方組織を足場として踏みとどまるのか、それなりに注目を集めそうです。