かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

香川県の養鶏場で鳥インフルエンザ発生! また今年もそんなニュースの聞こえる季節になってきたようです。

2020-11-05 19:06:30 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は4.6℃、昼の最高気温は17.4℃、五條市アメダスの最低気温は1.6℃、最高気温は17℃でした。今日は朝から快晴の青空が広がりましたが、放射冷却が効いたのか、気温もぐっと下がりました。五條市の1.6℃は真冬並みの寒さです。今からこんな気温を記録しているようでは、冬の到来以降は果たして氷点下何度を記録することになるのか、と恐れおののいています。天気の方は、午後少し雲が出て日が陰る場面もありましたが、総じて良い天気に終始し、一日穏やかな空模様でした。明日は引き続き晴れますが、上天気のピークは既に過ぎ、明後日の雨にかけて天気は下り坂となる見込みです。その分寒さも緩んできそうなので、明日は今日よりは若干過ごしやすくなることでしょう。

 さて、香川県西部の三豊市の養鶏場の鶏で高病原性鳥インフルエンザウイルスの感染が確認され、直ちに肉や卵の出荷を停止、養鶏場33万羽の殺処分が決定されました。更に周辺の養鶏業者のうち、半径3キロ以内の26戸には鶏や卵を移動させないように、3−10キロ圏内の89戸に対しては、鶏などを10キロ圏外へ持ち出さないように、それぞれ要請されました。自衛隊に出動を要請した、という話がありませんから、今頃香川県では、県庁農林部の職員を中心に昼夜兼行で鶏の殺処分が延々と行われ、県内の山の中の何処かに巨大な穴が掘られて、そこに鶏を埋めていく作業が続けられていることでしょう。誠に気が滅入る、体力も消耗する大変な作業ですが、周辺への拡大抑制のため、香川県町職員の皆さんには頑張っていただきたいものです。
 しかし、人間のインフルエンザは新型コロナ禍の渦中にあってずいぶんと少ないという話でしたが、鶏には寒くなってくるときっちり出てきてしまうのですね。ここ最近は意識も浸透して、鳥インフルエンザの侵入が抑制できるような鶏舎の作りとか日頃の管理方法とか以前に比べたら遥かに改善された対策がなされていると思いますが、それでも海を超え、空を渡ってやってくる病原ウイルスの侵入は防ぎきれないようです。最近は養鶏業者向けの鳥インフルエンザ保険などもあるそうですが、一度に収入源を失うこの業者さんが生活していけるよう、農林水産省や香川県などには、十分な手当てがなされるように願いたいです。

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