かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

香川県の鳥インフルエンザ、なんであんな小さな県域だけで次々発生するのでしょうね?

2020-11-10 19:14:20 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は、と気象庁のアメダスデータを観に行ったら、「504 Gatewey Time-out」と表示されてデータを見ることができませんでした。何かあったんでしょうか? しょうがないので色々探してみたら、Tenki.jpのアメダス実況のページを見つけたので、とりあえずここのデータを参照させてもらおうと思います。
 というわけで、今朝の奈良市の最低気温は6℃、最高気温は15.8℃、五條市の最低気温は3.6℃、最高気温は15.1℃でした。今日は朝は気持ちよく晴れましたが、昼からは雲が広がり、日が陰る時間が次第に長くなって、日が暮れる頃にはすっかりくもり空になってしまいました。ただ、全体としては西からの移動性高気圧にこれから覆われていくので、明日はまた晴れる見込みです。また、気温が低くなっていますが、週末にかけてだんだん暖かくなってくる模様です。本格的な冬はまだもう少し先ですね。

 さて、先日から、香川県で鶏の高病原性鳥インフルエンザ感染の事例が相次いでいます。それも、香川県の西の端と東の端でです。窓もない最新型鶏舎でどこから侵入を許したのか、発生しているのが何故香川県だけなのか、疑問は尽きませんが、着脱が面倒な簡易防除技に身を包み、かたや33万羽、もう一方は4万8千羽という大量の鶏を、それぞれ窓がないために薄暗い鶏舎に入って、ゲージから手づかみで鶏を引きずり出し、蓋付きバケツに突っ込んで炭酸ガスを注入して窒息死させ、それを別の袋に詰めては持ち出していくという地獄のような作業を延々と続けなければならないという、作業にあたっている県職員の方々の大変さには頭が下がります。多分大学時代の友人も中にはいると思いますので、無理しないよう、頑張って欲しいものです。
 しかし、結局は対処療法でしか無いのが辛いところで、そもそもの侵入経路や感染源は何だったのかが不明な現時点では、これ以上警戒のしようもありません。香川県は溜池などが多く渡り鳥の飛んでくる数も多分多いのでしょうが、香川県だけで発生したというのはあまりに不可解です。まだ多発の季節は始まったばかり、これから日本各地で次々発生するかもしれないと思うと、なんとも憂鬱な話になってきます。鶏に対する高病原性鳥インフルエンザのワクチンがあってもいいんじゃないかと思わずにはいられません。インフルエンザワクチンはヒト用があるのですから、作ろうと思えば鶏用だってできるんじゃないでしょうか? まあ経済的には見合わないということなのかもしれませんが、そこを何とか、技術的にクリアできないでしょうか?

コメント
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