ＪＲ四国がコロナ禍のあおりを受け赤字に転落。値上げやむなし、という状況なのだそうです。

　今朝の奈良市アメダスの最低気温は８．８℃、昼の最高気温は２１．２℃、五條市アメダスの最低気温は５．８℃、最高気温は２０．１℃でした。今日は朝のうちは明日予定の雨が早まったのかと思うほどに比較的厚めの雲が空を覆いました。ところが次第に晴れに移り変わり、昼過ぎにはすっかり快晴に近い青空が広がって、逆に本当に明日雨が降るのか？　と疑わしくなるような上天気になりました。気温は、朝は体感では昨日より寒く感じたのですが、実際にはやや高めとなり、どうも違和感が拭えませんでした。昨夜は１０時前に寝て０時半に一度起きてトイレに立ち、珍しく速やかに２度寝して、５時頃に寒さで目が覚め、布団や毛布を被り直して３度寝し、うたた寝のうちにストーブを点ける夢を見て、６時に目覚め、そのまま起きることにしました。朝寒かった原因は、寝返りを打つたびに掛け布団と毛布がずれ、身体が露出していたためでしたが、そろそろもう一段階睡眠中の寒さ対策を進めて、真冬並み装備に移行しないといけないかもしれません。

　さて、ＪＲ四国が本年度９月の中間連結決算を報告し、営業収益が前年同期比５４．４％減の１１５億円、純損益５３億円の赤字に転落した事が明らかになりました。前年同期は１２億円の黒字でしたから、大幅な収益悪化です。f原因は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う鉄道需要の激減で、記者会見では、収支改善に向けて運賃の値上げをやらざるを得ないとの考えを、社長が示しておいででした。
　もともと人口３８０万人足らずと非常に小さな商圏の四国４県での鉄道事業で、経営基盤としては相当厳しいものがありました。それでも頑張ってこれまで値上げもせず黒字経営を続けていたのに、新型コロナはいとも簡単にその収益構造を破壊し、ＪＲ四国の脆弱さを浮き彫りにしてしまいました。
　しかし、鉄道事業は、公共交通機関の名のとおり、道路等と同じく生活のための社会基盤であり、無くなって困るのは地域の自治体やそこに住まう県民達です。それなのにその維持のために一人ＪＲのみが責任を負って努力しないといけないというのはどこか理不尽な気がします。こういうときこそ、新型コロナ対策の予算で鉄道事業などの公共交通を支援しようという形は取れないのでしょうか？