奈良市の今朝の最低気温は3.2℃、昼間の最高気温は6.1℃、五條市の今朝の最低気温はー0.7℃、昼間の最高気温は7.2℃でした。今日は朝から冷たい雨が降る生憎の天気でした。気温はそこそこあり風もないのに、雨のせいかやたら寒く感じられ、防寒着とマフラー必須の一日でした。明日の天気予報は曇り、明後日は曇り後雪か雨、というあいにくの天気で、次に日差しを拝めるのは金曜日になりそうです。ちょっと暖かくなるとたちまちその後の寒さが余計体に沁みるので難儀ですね。
さて、アメリカ・メリーランド大学医学部のバートリー・P・グリフィス医師が、世界で初めて、豚の心臓をヒトに移植する手術に挑戦、見事成功したとの発表がありました。患者は思い心臓病を患う57歳の男性デイヴィッド・ベネットさんで、不整脈で1ヶ月半入院し、生命維持装置に頼っていましたが、この7時間を超える大手術の末、生還したとのことです。移植された心臓は、免疫拒絶が生じないよう遺伝子操作されたブタのものが用いられており、手術後72時間経過しましたが、自発呼吸もあって容態は安定しており、引き続き医師団により注意深く経過観察されています。
ベネットさんはこの移植手術以外に命を繋ぐ方法がなかったため、アメリカ医療当局が昨年末特別にが手術を認めたとのことです。ただ、手術自体は成功したものの、前代未聞の事態ではあり、彼の寿命が果たしていつまで永らえるかは判らないそうです。
しかし驚きました。20世紀末にはブタの皮膚や血液を人間に「移植」することや臓器移植の可能性が論じられ、心臓の弁はブタのものが既にヒトに移植される例が相次いでいるそうですが、ついに心臓そのものを移植できるようになるとは! もちろんそのブタは遺伝子操作された特別の医療用のブタで、100g200円で売られているような食用のものではなくその心臓の価格は相当高額になるでしょうが、ドナーが少なく、移植手術を受けられずにいる大勢の心疾患の患者からしたら、その成功は大いに勇気づけられることでしょう。昨夏には腎臓移植も成功しているとのことですし、今後、本格的にブタの臓器をヒトに移植できるようになれば、そしてその臓器の寿命が十分にヒトの寿命に並ぶほど長持ちするのであれば、様々な医療的課題が一挙に解決しそうです。いずれ訪れる死の間際の重篤な状態に陥る前にそんなブタ臓器移植が当たり前になる時代になっていれば、もう少し長生きできるようになるかもしれませんね。未来がまた少し楽しみになってきました。
さて、アメリカ・メリーランド大学医学部のバートリー・P・グリフィス医師が、世界で初めて、豚の心臓をヒトに移植する手術に挑戦、見事成功したとの発表がありました。患者は思い心臓病を患う57歳の男性デイヴィッド・ベネットさんで、不整脈で1ヶ月半入院し、生命維持装置に頼っていましたが、この7時間を超える大手術の末、生還したとのことです。移植された心臓は、免疫拒絶が生じないよう遺伝子操作されたブタのものが用いられており、手術後72時間経過しましたが、自発呼吸もあって容態は安定しており、引き続き医師団により注意深く経過観察されています。
ベネットさんはこの移植手術以外に命を繋ぐ方法がなかったため、アメリカ医療当局が昨年末特別にが手術を認めたとのことです。ただ、手術自体は成功したものの、前代未聞の事態ではあり、彼の寿命が果たしていつまで永らえるかは判らないそうです。
しかし驚きました。20世紀末にはブタの皮膚や血液を人間に「移植」することや臓器移植の可能性が論じられ、心臓の弁はブタのものが既にヒトに移植される例が相次いでいるそうですが、ついに心臓そのものを移植できるようになるとは! もちろんそのブタは遺伝子操作された特別の医療用のブタで、100g200円で売られているような食用のものではなくその心臓の価格は相当高額になるでしょうが、ドナーが少なく、移植手術を受けられずにいる大勢の心疾患の患者からしたら、その成功は大いに勇気づけられることでしょう。昨夏には腎臓移植も成功しているとのことですし、今後、本格的にブタの臓器をヒトに移植できるようになれば、そしてその臓器の寿命が十分にヒトの寿命に並ぶほど長持ちするのであれば、様々な医療的課題が一挙に解決しそうです。いずれ訪れる死の間際の重篤な状態に陥る前にそんなブタ臓器移植が当たり前になる時代になっていれば、もう少し長生きできるようになるかもしれませんね。未来がまた少し楽しみになってきました。
