かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ろくに数字も取らないで印象や思い込みで動こうとするのですから、それは迷走するのは当たり前というより無く。

2022-01-23 20:58:27 | Weblog
 奈良市の今朝の最低気温は−0.9℃、昼間の最高気温は4℃、五條市の今朝の最低気温はー3℃、昼間の最高気温は3.8℃でした。今日は朝から早くも雨が降り出し、気温はまるで上がらず寒い一日になりました。そのために1日部屋にこもってストーブをつけ放しにしていましたが、この調子だと給油を頻繁に行わねばならなくなるのが困りものです。買い置きの灯油もそろそろ無くなりますし、近い内にまたスタンドまで行って購入してこないといけません。

 さて、新型コロナ第6波、新規感染規模だけはやたらと景気の良い数字が踊っておりますが、政府の方針も随分と迷走しているという報道もありました。基本的対処方針分科会がまとめた提言に、当初、若年層に関する「検査を実施せず、臨床症状のみで診断を行うことを検討する必要がある」との文言が入っていたそうですが、デルタ株以前の新型コロナならともかく、今主流のオミクロン株は症状だけだとインフルエンザや他の風邪と見分けがつかなかったり、無症状だったりするそうですから、いくら抗原検査キットが品薄だからといって検査しなければ新型コロナかどうか判断がつかず、正確な数字がつかめないでは適切な政策も打てないでしょう。重症化しやすい高齢者に重点配備するためだったとの話ですが、重症化したらコロナであれインフルであれ等しく集中的に治療せざるを得ないのですし、時間をかけてしっかりPCR検査してやればよいのではないでしょうか。削除されたとのことなのでそれはそれでよかったとは思いますが、検査キットを確保しそこなった失策が何故生じたのか、しっかり検証されることを望みたいものです。
 また、全国から蔓延防止措置発令の要望が届いていますが、愛媛県・中村知事は「オミクロン株は飲食を抑えても感染防止につながらない」、奈良県の我らが荒井知事は、「医療が圧迫されるから飲食店を時短するというロジックがよくわからない。飲食店が時短すると病床率は少なくなるんですか」として、全国的な流れに大きな疑問を呈する首長もおられます。政府はそれらを調整するでもなく、働きかけるでもなく、ただ地方地方から言われたらやる、という消極的な態度に終止しているように感じられます。こういうのはきっちり数字で示せばはっきりするような話で、荒井知事らにその数字を示すことができれば黙らせることができるでしょうに、結局蔓延防止措置の効力については明確な数字が出てこず、なんとなくやらないよりやっといたほうがマシかも? という空気で動いている感が拭えないという、専門家会議や政府は、いつまでこの茶番を続けるのでしょうね? 

コメント
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