かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

現実的に防ぎようがないのだとしたら、一罰百戒で叩きに叩いて抑止を期待するしか無いのでは?

2022-01-26 19:40:19 | Weblog
 奈良市の今朝の最低気温は−0.7℃、昼間の最高気温は11.8℃、五條市の今朝の最低気温はー2.3℃、昼間の最高気温は12.1℃でした。朝は相変わらずでしたが、昼間は久しぶりに10℃を超えてきました。今日は朝から晴れて午前中一時雲が広がり、今日も寒いままかと思っていたのですが、程なく天候が回復し、日没までしっかりと陽光が届きました。夜に入ってからの気温の低下も穏やかで、このまま行けば今夜は少しだけ冷え込みの和らぐ一夜になるかもしれません。

 さて、大学入試の共通テストで、世界史の試験時間中に問題そのものがSNSに投稿され、試験問題と気づかずに大学生が解いて正答を投稿するという「事件」があり、警視庁が「偽計業務妨害」の疑いで捜査を始めたとの報道を見ました。2年の女子高生と名乗った「犯人」は、スマホを使ったのか、あるいはまるで昔の探偵やスパイ道具のようなもっと小型のウェアラブルデバイスのたぐいを使ったのか、その手口は未だ不明な点が多いですが、今や無線ネットワークが使えれば、あとは知識と努力でこれだけのことがなし得る時代になっているということは間違いありません。これに対抗するには、試験室を電波が通らないような設備にするか、監視人員やカメラを増やして不正行為や怪しい行動を逐一見張る位しかないでしょう。いずれもとてもではないですが非現実的で到底実現できるものではありません。防犯カメラを増やしたところでその映像をチェックするヒトがまた別に必要になりますし、1日がかりの試験中ずっとそれを監視し続けるなんて、どれだけのマンパワーを有することか。せめて撮影画像を元に怪しい行動が無いか検索できるようなAIでもできない限りは、先端機器を活用したカンニングを防ぐことなど不可能だと思います。せめてスマホなどで誰が電波を飛ばしたか特定できるくらいの探針装置でもあればいいのでしょうけれど、もし仮に電波妨害や遮断が可能だったとしても、万万が一大地震が発生したりしてその緊急警報が受信できなかったりしたらと考えてしまうと、本当に電波を遮断していいのか? と思わないでもないですし。
 まずは犯人を掴まえてその手口を解析し、どこまでなら現実的に予防できるか、あるいは事が起こった時に確実に捕捉できるか、文部科学省や大学で考えていく。その上で事前に学生たちには十分な脅しをかけて、更に発覚時にはありえないほどの厳罰を科す一罰百戒で行くしか無いでしょう。とりあえず警視庁の奮起に期待しつつ、犯人が発見された時にどうするのか、決めておいたらいいと思います。

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