かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

アメリカでもカラスの害ってあるんですね。レーザーポインターで追い払うといっても、いずれ頭の良いカラスが対抗策を生み出しそうですが。

2022-01-17 19:37:32 | Weblog
 奈良市の今朝の最低気温は4.5℃、昼間の最高気温は8℃、五條市の今朝の最低気温は2.8℃、昼間の最高気温は6.8℃でした。今日は朝から午後遅くまで曇り空でほとんど日差しはありませんでした。空が晴れてきたのは日が暮れてからで、帰宅するために職場の駐車場に移動する際、見上げた空に綺麗なほぼほぼ満月と冬の星空が観られました。昼は晴れて夜は曇ってくれたほうがありがたいのですが、このまま明朝までこのからりと晴れた空が続くとしたら、明朝の冷え込みはかなり厳しいものになると覚悟しておいたほうが良さそうです。

 さて、アメリカ・カリフォルニア州のサニーベール市で、街に集まってくるカラスを追い払うため、レーザーポインターの照射を試みるそうです。市では随分昔から市中心部にカラスが生息して痛そうですが、新型コロナ禍の間にその数が増加し、飲食店で問題になるほか、住宅街でも騒音の苦情が寄せられるようになっていました。市では考えられる限りの方法を検討してカラスを追い払う努力を重ねましたが、一時的に成功してもすぐ元の木阿弥に戻ることから、対策はお手上げ状態でした。その藁をも掴む思いで導入したのが、一本20ドルのグリーンレーザーポインターでした。このレーザーは、動物愛護団体が安全とみなしており、今月末から市の職員や住民の手で、レーザーを使った追い払い実験が開始されるとのことです。ただ地元の野鳥保護団体は、この方法でカラスの目がくらむと、ヒトや航空機に被害を及ぼすかもしれないとして、別の手段の模索を続けるよう市に申し入れています。
 頭の良いカラスを、駆除するのではなく追い払うというのは非常に難しいと思いますが、目がくらむレーザー光線というのは、反射板などと違い慣れるのが難しそうなので、ひょっとしたら効果が期待できるやもしれません。しかし、そうして追い払ったカラスは結局どこに行くのでしょうね? 周辺に広がってそれぞれの場所でコロニーを形成し、結果的にカラスの大幅増につながったりして、それがまた町中に押しよせたり、あるいは頻繁に浴びせることで、レーザーに対抗するような進化を遂げたりしたとしても不思議ではない気がします。
 最終的には、増えて困るなら食べてしまうしかないのではないかと思います。幸いカラスの肉はまずくはないようなので、とにかく捕らえてブロイラー代わりに食ってしまってはどうでしょうか? それこそヒトを恐れて出ていくかもしれません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする