かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

奈良県・荒井知事の新型コロナに対する見解について、国や他の都道府県知事の意見を聞いてみたいです。

2022-01-30 20:29:53 | Weblog
 奈良市の今朝の最低気温は1℃、昼間の最高気温は8.3℃、五條市の今朝の最低気温はー2.7℃、昼間の最高気温は7.4℃でした。今日は昨日にもまして雲の多い日になりました。まだ午前中、11時位までは日差しがあってそれなりに暖かく感じられたのですが、程なく空は分厚い雲に覆われてしまいました。気温も10℃を超えてくるとかなりポカポカと陽気を感じますが、7、8℃足らずでは寒々しいばかりです。1月最後の明日は今日と同じような天気になる模様です。月が改まったら少しは春の兆しが感じられるでしょうか? 春の兆しといえばもう確実に花粉が飛んでいますね。この寒さなら今年はまだ大丈夫かと思っていましたが、アレグラ飲んでないと確実にくしゃみ鼻水が襲ってきます。暖かくなるのはありがたいですが、これからまたとりあえずゴールデンウイークくらいまでの長い長い花粉症との戦いが始まると思うとうんざりします。

 さて、今日の産経新聞のYahhoニュースへの配信記事によると、奈良県の荒井正吾知事が、今や34都道府県にまで広がった新型コロナ対策の蔓延防止等重点措置について、「効果がない」と喝破し、奈良県では適用要請はしないと明言されました。荒井知事は、「第4波」「第5波」の消長を検証し、飲食店の営業時間短縮・酒類の販売停止が、感染者数の減少につながっていないと判断、このことから、「医療が逼迫するから飲食店を時短するというロジックが分からない」、「専門家は重点措置や緊急事態宣言で感染者数を抑え込んだと主張するかもしれないが、どうして感染者数が増えるのか、減るのか。国は検証せず、根拠を出さない」、「敵のいないところに弾を撃つようなものだ」と批判を繰り広げ、現在の蔓延防止措置についても、同調圧力だとして退けられました。
国に対しても、「これをすると感染リスクが何%増える、これをすると何%減るということを検証してほしい」、「現場として納得して対策に取り組めるよう説得力のあるエビデンスやロジックを国が中心となって示すべきだ」と主張されています。
 いちいち尤も、と頷かざるを得ない明瞭な意見と思いますが、このように現在の国の方針を根底から否定するような話を現職の知事がなされるというのは、なかなかに珍しい話のように思われます。第5波が突然失速し終息してしまった要因もまともに分析されているようには思えませんし、現在の第6波に至っては政府はまるでやる気が感じられませんし、ただ漫然と蔓延防止措置を各都道府県の求めるままに出しているだけで、それら各地方の不安と不満を真面目に受けとっているとも思えません。

 しかしそれにしても荒井知事、奈良県の知事として本当にこのヒトでいいのか? と知事選のたびに考えさせられましたが、こうしてみると結構いい首長さんな気がしてきました。物議を醸した「せんとくん」も今や立派に定着して知名度抜群ですし、奈良県のような土地柄にはこれくらいのヒトの方が船頭役にはいいのかもしれません。

コメント
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