兵庫県斎藤知事、結局時間切れの自動失職を選ばれたのですね。普通すぎてちょっと残念でした。

　今朝の奈良市の最低気温は２２．５℃、昼の最高気温は２７．９℃、五條市の今朝の最低気温は２１．３℃、昼の最高気温は２７．１℃でした。今日は晴れ間があるのかと思いきや、一日ずっと曇りで夕方には軽く雨も降ってきました。昨日と違い明日も天気予報から晴れマークが消え、曇りという予報に変わっています。気象庁でさえクルクルと予報を変更してくるなんて、よほど不安定で難しい空模様ということなんでしょうか？　

　さて、県議会から満場一致で辞職勧告を受けた兵庫県の斎藤知事、その後どうするのか、憲政史上初の県議会解散があるのか？　と思いましたら、１０月１日午前０時の期限で自然失職を選んだんですね。ちょっとニュースを追って無くて気づかなかったのですが、結局一番無難なやり方で最後を遂げられたと。これで知事選が決定しますが、御本人は再出馬する気まんまんだそうです。知事に当選された時は自民党と日本維新の会の推薦を受けて８５万８千票余を集めましたが、今回は敵となった以上推薦は無いでしょうし、自民、維新、ついでに共産党が立てるであろう候補者らを抑えて県庁に戻るできるかどうか。一応公約とした県政改革は色々と手掛けられて成果は上げておられたりしているようなので、選挙戦ではその実績をアピールされるのでしょうが、告発者潰しや公益通報保護法違反の容疑、それに伴う職員の自殺など負い目も著しい上に、県議会には与党が無く仮に当選したとしても議会との対決は必至ともなれば、状況は非常に厳しいんじゃないかと思わずにはいられません。どうせなら先に議会を解散して自分の与党となる議員を増やすなりすればよかったのにと思うのですが、御本人はその気はまったくなかったらしいことを述べておられるので、あとは粛々と選挙を待つばかりです。もちろん相手次第なので、自民や維新の候補が大したことなければ、また無所属でよほど知名度のある有力候補が出てきたりしなければ、再び知事に返り咲くことも不可能ではないでしょう。１１月半ばまでに行われるはずの兵庫県知事選の行方に注目ですね。