今朝の奈良市の最低気温は26.9℃、昼の最高気温は35.1℃、五條市の今朝の最低気温は23.5℃、昼の最高気温は34.8℃でした。今日は朝から青空が広がり、高い山の上に少し雲が蟠っているのを除けば、ほぼ快晴の上天気でした。その後昼にかけて徐々に雲が増えて広がっていく昨日までと同じ展開になりましたが、昨日までほど雲が多くなることはなく、安定した晴れの青空が1日中続きました。そのために少し気温は高めでしたが、あれだけ晴れても体温を超えるような気温にはならない辺り、ようやく夏も峠を超えたということが実感できたと思いました。天気予報では明日明後日まで似たような天気ですが、その後の急変の可能性を考えると、今年の夏の最後の咆哮ということになりそうですね。
さて、 JR西日本が山陽新幹線において速度調整や停車など電車の運行に自動運転の導入を目指すと発表しました。導入時期は2030年代と言いますから、ここ10年ほどで準備を整えていこうという算段なのかも。他社ではJR東海が実用実験中、JR東日本では上越新幹線の新潟駅ー新潟車両センター間5.1キロで回送列車の自動運転化を2029年導入目標との話が出ています。新幹線は主に安全運行のため早くから様々な運転支援装置が組み込まれてきていますが、それらを更に進化させていずれは全線で自動運転が実現する日もやってくるのでしょう。まあ大阪のニュートラムや東京のゆりかもめなど、すでに運転手や車掌無しでの自動運転が実現している列車システムもあるわけですし、新幹線の自動運転も有り体に言えばただ速いだけで形は似たような閉鎖的な運行システムなのですから、できないはずはなさそうに思えます。まあニュートラムでは30年以上前に自動運転中の事故で200人以上の乗客が被害を受けていますし、最近でも令和元年に横浜で自動運転電車が事故を起こしたりもしているので自動運転が全く安全と言うわけでもないのでしょうが、人なら安全かというと全くそんなことはないのはこれまでの数多の事故例が証明していますし、自動運転で事故が起きることは完全には防げないにせよ、人が操るよりはマシにはできそうに思えます。
車も早く自動運転が実用化しないものでしょうか。私が耄碌するまでにはなんとかして欲しいと思うのですが。