かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

首都高のトラック封鎖事件、運転手に何らかの処罰が下るのは当然として、報道では激昂した要素をもう少しクリアにできないかと感じました

2024-09-25 19:56:32 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は19.7℃、昼の最高気温は29.6℃、五條市の今朝の最低気温は16.3℃、昼の最高気温は29.3℃でした。今日は朝からよく晴れました。午後には少し雲が出てきて日差しが途切れる時間もありましたが、総じて秋晴れの好天気だったと思います。気温も朝はともかく昼間はそこそこ上がり、午後の雲とともに蒸し暑さが増してきましたが、いずれにしても先週のような35℃超気温と比べれば随分と過ごしやすくなったと感じます。一方、九州のやや東寄りの南の海上で熱帯低気圧が台風16号に変化しました。他にも熱帯低気圧が南でいくつか蟠っているようで、10月初旬にかけて次々台風に進化してはこちらに寄ってくる展開になるのかもしれません。気温がようやく酷暑レベルから普通に暑いレベルまで下がってきたとはいえ、一昔前なら多分お盆が過ぎた頃辺りじゃないでしょうか。それからしたら本格的な台風シーズンはまさにこれから。9月が終盤とはいえ全く安心できる展開ではありません。要警戒ですね。

 さて、連休最終日23日の首都高速で、白昼堂々運送トラックが斜めに停止して2車線を封鎖、それも事故や故障というわけではなく、トラック運転手が故意に行ったことで、運転手は車の流れを止めた後、トラックから降りてきて後続の停止している乗用車に怒髪天を衝いて威嚇行為を繰り返した末、ようやくトラックを動かして去っていったとのことでした。この行為が動画で撮影されておりネット上で公開された途端運転手とトラックを運営する運送会社に批判が殺到、24日、会社社長がSNS上に謝罪文を公開しましたが、さて、これは一体どういう結末を迎えるのでしょうか。普通に考えるとその行為自体悪辣なもので、証拠は十分に揃っており、運転手が逮捕有罪となるのは確定事項な気がしますが、民事で会社を訴えるようなこともありえたりするのだろうかとも考えました。
 ただ、本当かどうかは判りませんが、トラックの運転手がこのような身の破滅を招きかねない行為をしでかすほどに激昂したのは、自分の前に無理やり割り込んできた車のせいで急ブレーキを余儀なくされ荷物に損害を与えかねなかった事にあるのだとか。首都高は自分で走ったことはありませんが合流や車線移動はかなり難易度が高い道路のようで、道が狭いのに交通量が多く車間距離が詰まっていて、ちょっとしたことで即事故や渋滞に繋がりそうな危なっかしい道路という印象を持っています。最近は高速道路の進入方法などが危なっかしいまるで初心者同然の車が増えているような感もありますし、そういった進入のタイミングが合わない、合わせられない車や、そもそも合わせる気がなく無理やり事故を起こしに来ているようなタイミングで進入を図る車もあったりしますから、ひょっとしたらそういう車に業を煮やしたという事もあったかもしれません。トラック運転手の行為は寸毫の弁護の余地もない犯罪的行為に過ぎませんが、その動機についてはもう少し深掘りして現代交通の宿痾として解決方法を模索する努力が必要な気が致します。
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